春だしひとりでお花見に行ってみた！「チェアリング」という椅子ひとつでできるピクニックが一人花見に最適すぎた

2018年4月1日

いや〜、もう完全に春ですね。今年は例年より桜の開花も早く、東京は今週すでに満開。3月の花見なんて、桜は咲いててもまだまだ肌寒い……というのがザラなのに、ちょっと暑いくらいの陽気です。

あ〜、お花見したい。めっちゃしたい。でも週末にはもう桜散っちゃいそう。この満開の桜を堪能したい。誰か誘いたいけど平日はみんな忙しいし……。よし、ぼっちで行くか……。

———毎月1のつく日（1日、11日、21日だけ）は「ステキなぼっちの日」。今回はひとりでお花見にチャレンジしたいと思います。

【手軽にできる新しいピクニック、チェアリング】

花見といえば、レジャーシートで場所取りして、みんなで持ち寄りしながらワイワイ楽しむ……というのが定番。

もちろん、ぼっちだろうと構わずシートを敷いてやればいいのですが、シートを1人で広げて、たたむのがけっこう難儀なんですよね。シートの裏についた汚れを取るも大変だし、トイレ行ってる間に風に飛ばされちゃったりして。

というわけで今回は、最近じわじわ流行の兆しを見せているという「チェアリング」というスタイルを取り入れたいと思います。

「チェアリング」とは、シートを敷くのではなく、アウトドア用の椅子を持ち運び、好きな場所で椅子を広げて酒やつまみを楽しむ……という簡単なピクニック方法です。おそらく、ぼっち花見にぴったりなんですよ。

・アウトドア用の折りたたみ椅子（軽くて持ち運びしやすいもの）
・おつまみと飲み物
・ウエットティッシュ、ゴミ袋（椅子の汚れをふいたり、ゴミ持ち帰り用）

以上です。

ちなみに私が今回つかった椅子は、西友で1000円ちょっとで売ってたものです。シートを買うのとそんなに値段かわりません。ドリンクホルダーがついてる椅子だと便利です。

ただし、チェアリング花見で注意したいのが、代々木公園とか新宿御苑のような大きな国立公園だと、椅子の持ち込みが禁止されている場所が多い……ということ。事前に、椅子が使える場所かどうかを調べるのがベストです！

今回選んだ場所は、文京区にある江戸川公園。長い遊歩道沿いに桜がいっぱい咲いていて、とってもキレイなのですが、桜の下でシートを敷くにはちょっとスペースが狭い。

でもチェアリングなら、シートを大きく広げる必要もないし、座った時に気になるような、地面がデコボコした場所でも椅子を広げられます。

さっそく、よさげな場所を見つけたので、椅子を広げてお花見開始。

ぼっちなので、インスタ映えとか気にしません。コンビニで調達した適当なツマミと酒をチョイチョイっといただきましょう。大げさにしないのが、チェアリング流ですが、小さいトレーとかあると便利です。

シートだと、地面の冷たさが伝わってきて足元が冷えたり、足がしびれたりすることもあるけど、チェアリングだと、椅子に座ってるので楽チン。

せっかく持ち運びできる椅子なので、遊歩道内を2度ほど移動して、違った風景を堪能。ひとり花見だと、めちゃくちゃじっくり桜を眺められます。桜キレイだな〜。もう散り始めてるけど、桜吹雪もきれい。

周りのみんなは桜や友達とのおしゃべりに夢中なので、ぼっちでも気になりません。（記事用に自撮りしてるとき以外は……）

日が少し落ちてきたので、1時間ほどでサクッと江戸川公園から撤収。あ〜、楽しかったな……と思いながら家路についていたら…….。近くの小さな公園に、こじんまりしてるけどキレイに咲いている桜を発見。

せっかくなので、ここでも椅子を広げてみることに。たった1本の桜だけど、木のすぐそばに座って、花の咲いているほうを見上げると、立派なお花見に。

こうやって移動しながら「この景色、なんかいいな」と思った場所でお花見できるのもチェアリングの醍醐味かも。

というわけで、椅子を使ったひとり花見は最高！　これまでのぼっち企画は辛いものが多かったけど、コレに関しては全力でオススメしたいです。自然を楽しみながら、自分と向き合う時間にもなります。

チェアリングなら激混みのお花見会場でも、ちょっとした隙間に場所とりできるし、うるさい集団の横になってもすぐ移動できるので、ぼっち的にはポイント高いかも……。

ぼっち度：★★★
風流度：★★★★★★★★
オススメ度：★★★★★★★★★★★★★★

▼ゴミはちゃんと持ち帰ってサクッと撤収がマナーですぞ