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「歯の妖精はいない」と気づいた9歳の男の子の対応が大人すぎる…! パパ「でもサンタのことはまだ信じたいみたいです」

2018年5月10日

子供の頃にサンタクロースの存在を信じて疑わなかったという人は、少なくないと思うんです。

アメリカで医師をしているファハド(Fahd Ahmad)さんには3人の子供がいるそうなのですが、子供たちはサンタクロースはもちろん、 “歯の妖精(tooth fairy)” もこの世に存在するのだと、心から信じていたのだそう。

抜けた乳歯を枕の下に入れておくと、これと引き換えにお金をプレゼントしてくれるという “歯の妖精” は、欧米を中心に古くからある言い伝え。しかしファハドさんのつぶやきによれば、ある日を境に、9歳になるお兄ちゃんが「歯の妖精などいない」と気づいてしまったようなんです。

【歯が抜けたけど…誰にも言わずに枕の下に入れておこう!】

9歳のお兄ちゃんの歯が抜けたのは、2週間前のこと。いつもならば歯が抜けたことを両親に報告していましたが、お兄ちゃんはあえて、このことを誰にも言わずに過ごすことを決めたというんです。

【歯が抜けたのに妖精来ない→両親に話したら来た!→やっぱ妖精いないわ】

抜けた歯を枕の下に入れ続けて、3日が経過したとき。お兄ちゃんはとうとう歯が抜けたという事実を両親に告白します。

これを聞いた両親は枕の下にあった歯を取り出し、代わりにお金を入れておきました。翌日「歯の妖精は来たかい?」とお兄ちゃんに尋ねたところ、本人は「うん」とだけ答えて、あとは何も語ろうとしなかったそうなんです。

【お母さんに事実を告白】

そうして歯が抜けてから2週間後に“歯の妖精実験” について、お母さんに語りはじめたというお兄ちゃん。ファハドさんも妻も、歯が抜けたという報告があるまでそのことに全く気がついていなかったらしく、我が子の行動に驚いていたようでした。

【弟たちにはホントのことは言わないよ】

海外サイト「Mashable」が行った電話インタビューに対し、ファハドさんはお兄ちゃんは好奇心旺盛で非常に思慮深い子供であること、事実と引き換えに “ちょっとしたお小遣い” をもらうチャンスを失ったこと、そしてサンタクロースのことだけはまだ “信じたがっている” ことを話しています。

ちなみにお兄ちゃんは、未だ “歯の妖精” の存在を信じている弟たちのため、このことを告白しないよう努めているそうですよ。こっそり実験したことといい、その後の振る舞いといい、すべてに圧倒的成長を感じちゃいますね……!

参照元:Twitter @RogueDadMDMashable
執筆=田端あんじ (c)Pouch

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