5月23日は「ラブレターの日」。五(こ)二(ふ)三(み)で「こいぶみ」(恋文)という語呂合わせと、浅田次郎原作の映画『ラブ・レター』(1998年)の公開初日がこの日だったことにちなんで制定されたそう。
そこで今回、紹介するのはドコモのサイト「みんなの声」のアンケート「ラブレターを出したことある?」の回答です。
総合ランキングでは「出したことある」が「出したことない」を上回る結果に。ただし、年代別に見るとある年代だけ「出したことない」がトップに来ているんです。その年代とは……?
【2人に1人は「ラブレターを出したことがある」】
答えを公開する前に、もう少しほかの結果も見てみましょう。回答者全員による総合ランキングは、「出したことある」が3229人で47%、「出したことない」が1883人で27%。半数近くの人が誰かにラブレターを書いて渡したことがあるようです。
このほか3位に「もらったことならある」(707人 / 10%)、4位「書いたが出さなかった」(347人 / 5%)などが続いています。
今でこそメールやSNSでさまざまなやりとりができる時代ですが、20年ほど前はインターネットはまだまだ普及していませんでした。そのため、手紙で思いを伝えるというのはメジャーな手段。2人に1人は出したことがあるというのもなんらおかしくない話ですよね。
【年代が上がるにつれ出したことがある人が増える】
そして、唯一10代だけは「ラブレターを出したことがない」(36%)が「出したことがある」(32%)を上回っていました。
また、20代は「出したことがある」と「ない」が36%で同率という結果に! 30代以降も年代が上がるにつれて「出したことがある」の割合が高くなっていくのが興味深いです。
【ネットの時代だからこそ、手書きは新鮮かも】
これはやはり、ネットの普及と大きく関係しているといっていいのではないでしょうか。今の時代、10代や20代の若いコたちは「好きな気持ちを伝えるのに手紙を書いて出す」という手段は考えつかないことと思います。まず最初はLINEやツイッターのDMなどが思い浮かびますよね。
でも、だからこそ逆に手紙が新鮮だったりも! 手描きの文字に込められた思いというのは、やはりなんともいえない味わいやぬくもりがあって、その人の想いが伝わりやすいもの。「ラブレターの日」に制定されている今日、大切なあの人にあえて手書きの手紙を渡してみるのも素敵かもしれません。
参照元:みんなの声「ラブレター出したことある?」
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch