国が違えば言葉や文化も違う。当たり前のことといえば当たり前のことですが、それはこんな部分にもあらわれるみたい。
今回ご紹介するのは、海外各国から集まった70人が自国の「お金の数え方」を披露する動画。こんなに一度にいろんな国の人たちの「お金の数え方」を見る機会ってないのでは!? そういう意味ではたいへん興味深い動画になっているといえます。
【いろんな外国語が出てくる】
聞いていてもすべての国の言語がわかるわけではないのですが、私たち日本人でも比較的わかりやすいのが英語や中国語、スペイン語を使っている国でしょうか。
動画では、中国語の「イー、アル、サン、スー」は中国や台湾、スペイン語の「クワトロ、シンコ、セイス」はスペインやエクアドル、英語の「ワン、トゥー、スリー」はアメリカやイギリス、オーストラリアのほかケニヤやパナマ、トリニダード・トバゴ、ジャマイカ、フィリピンなどの国が使ってお札を数えています。
ほかにも自分が知っている外国語でどんな国がお札を数えているのか、動画を観ながらチェックしてみても面白いかも。
【日本も登場するけれど……?】
70か国の中には我らが日本も登場します(2分22秒あたり)。けれど、「せんえん、ごせんえん」とお札を2枚だけ数えて終わり。なぜ他の国は「1、2、3……」とカウントしていっているのに日本は「1000円、2000円……」ではないのか。お札を数えている女性は誰なんだろう。たった2秒間という短い時間なのにいろいろな疑問がわきあがって仕方ない……!
【文化のちがいも垣間見える】
言葉だけでなく文化のちがいのようなものも垣間見えて面白いです。1枚1枚、紙幣を右手から左手にずらしてカウントする国もあれば、半分に折って数える国もある。イランでは「なぜかはわからないけど、どの世代の人でもこうするんだよ」と親指をツバで濡らして紙幣をめくったり。
動画のコメント欄で話題になっていたのは「なぜトルコの女性はあんなに無感情で数えているの?」というもの。これは国民性が関係しているのか、彼女自身の問題なのか……たしかに気になるところです(1分47秒あたり)。
【国によってちがいがあって興味深い!】
いろいろな驚きや発見がある、70か国のお金の数え方を紹介している動画。皆さんも参照元から観てみてくださいね。
ちなみに日本で銀行員がよくやる、札束をゆるーく半分に追って親指でずらしながら素早く紙幣をめくっていく数え方。動画では誰もやっていませんでしたが、もし日本特有のものならあれこそぜひ披露してほしかったものですが……どうなんでしょうか?
参照元:YouTube
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch