LCCの就航路線が拡大してから、飛行機での国内旅行ってグッと気軽になりましたよね。
私は4年前にバニラエアで成田から新千歳へ飛んだのですが、その際あまりの安さと快適さに目からウロコが落ちまくり。勢い余ってめちゃくちゃ詳細なレポを書いたりしました。
そのときの旅で、LCCと同様に旅費削減の強〜い味方になってくれたのが、新千歳空港内にある温泉施設だったのです。
【ターミナルビル内の温泉施設】
4年前の札幌旅の最終日。翌朝8時発のバニラエアで東京へ帰る予定だった私は、新千歳空港で夜を明かす! と決めていました。
実は新千歳空港のターミナルビルって、北海道グルメを味わえる飲食店街はもちろん、ちょっとしたテーマパークや映画館まであって、ショッピングモールみたいになってるんです。
その4Fにスパ施設「新千歳空港温泉」もあります。こちらは深夜料金を払えば翌朝9時まで滞在できて、しかも朝食も無料でついてくるので、旅行前から「これは泊まってみるしかない!」と思っていたのでした。
【手ぶらでOK! の快適空間】
いざ温泉の前に来てみると、私の前にもおひとりさま仲間が! なんだかワクワクしてきます。
料金を払って中に入り、手荷物はすべて受付カウンターに預けます。貴重品は鍵付きのロッカーへ。館内着は浴衣を貸し出してくれました。甚平も選べましたよ♪
館内にはシャンプー類や化粧水など必要なアメニティはすべてそろっている上、コーヒーやお茶など、無料ドリンクサービスもあり、財布や荷物を持ち歩く必要がありません。
旅の最後に手荷物や貴重品の心配をせず、ラクチンな格好でダラダラできる。これだけでもう、サイコーだなって感じ。
【温泉、食事、マッサージもあるよ☆】
浴場はゆったりしたつくりで、なんと露天風呂もありました。温泉で芯から温まっていると、ここが空港の中だということを忘れるくらい。
お風呂から上がって小腹が空いたら、深夜3時まで営業している食堂でお夜食や甘味が食べられるし、マンガがずらりと並んだ読書コーナーもあります。
さらにはボディケア、タイ古式セラピー、あかすり屋さんなどのリラクゼーションサービスも充実していて、本当にここは空港の中なの??? って何度も思いました。
なお、有料サービスの利用時には、ロッカーキーのバーコードをかざして会計し、退館時に精算するシステムでした。
無防備な状態で貴重品を持ってウロウロしなくて良いのも、ポイント高いです。
【寝て起きたら朝だった】
新千歳空港温泉には、シングル・ダブルなどのきちんとした客室もあるのですが、私は「リラックスルーム」に滞在しました。
大型の銭湯やスパなどでも見かける、リクライニングチェアが並んだ休憩室。女性専用ルームがあり、ひとりでも安心して利用できます。
タオルケットをかぶって横になり、ヘッドカバーで頭を覆います。眠れるかな〜なんて思いながら目をつぶり……館内放送が聞こえてきたと思ったら、バッチリ朝でした。
えっ? えっ?? もう朝!? とビックリ。私はあまり寝付きがよくないほうなんですが、温泉効果か、かなり深く眠っていたみたい。寝覚めもかなりスッキリです。
眠れるかな〜どころか、めちゃくちゃよく寝てしまったなー。
【また行きたいよ〜っっ!】
朝食アナウンスに起こされたあとは、朝ごはんをモリモリ食べて、いそいそと身支度をして温泉を後にしました。うーん、予想以上に快適だった!
朝食利用開始時の館内放送があるので、寝坊の心配がないのも良かったです。新千歳から朝イチ便を利用する方には本当におすすめ。あ〜、書いてたらまた行きたくなってきた〜! 大満足の滞在でした。
新千歳空港内のターミナルビルには、おいしいお寿司屋さんもラーメン屋さんもあるし、おみやげ屋さんも充実してるし、本当に楽しく過ごせます。
もし今度札幌を訪れることがあったら、ちょっと早めに空港へ行って、食べて遊んで、最後は温泉で温まる……なんて過ごし方はいかがでしょう♪
料金などくわしくは、公式サイトでご確認くださいませ〜!
【今回訪れた場所】
新千歳空港温泉
場所:新千歳空港 国内線ターミナルビル4F
営業時間:10:00~翌9:00
撮影・執筆=森本マリ (c)Pouch
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]
▼ちょっと和風なエントランス
▼無料ドリンクがありがたかった!
▼深夜料金は朝食代込み
▼人生初の双子卵に出会いました
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]