11月も10日を過ぎ、いよいよ年末の気配が迫ってきた今日この頃。つい先日は毎年恒例「2018ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート作品も発表されるなど、「今年流行った○○」が話題にのぼる季節がやってまいりました。
今回注目したのは、流行発見メディアPetrel(ペトレル)が公開した、「2018年 ”インスタ流行語大賞” 20ワード」です。
その名のとおり、2018年にインスタグラムで話題になったハッシュタグを中心とした流行語がラインナップされているのですが……。わたしだけ別の世界線にいるんじゃないかと思えるほど、何が何だかわからない言葉ばかりが並んでおります。
【あなたはいくつわかるかな?】
とにもかくにも、まずは選ばれし20ワードのラインナップをご覧あれ。なお、調査対象は若者を中心に使用されたワードで、その内さらにPetrelに登録されているワードにしぼって分析したものとのことで、多少の偏りはある……ということをご承知おきくださいませ。
Petrelが各ワードについて解説してくれていたので、こちらも合わせてご紹介します☆
1. なんちゃってダンス
→リズムアプリ「Tik Tok」でブームになったダンスのこと。
2. いいアゴ乗ってんね
→こちらも「Tik Tok」でブームになった動画が由来。手の平にアゴを乗せる仕草がインスタ上でもブームに。
3. 広告で有名になりたい
→なんとこちらも「Tik Tok」の影響で誕生したワード。SNSを通じて有名になりたい若者が増えていることから流行。
4. アム活
→2018年に引退することを発表した安室奈美恵さんにちなみ発生した言葉で、「安室さんの引退に合わせて購買活動などをして応援する活動」の略。
5. 3150
→「最高」を数字で表したもので、最高な日だったという意味でこのハッシュタグを使用する。
6. カントゥーヤ
→最新の乾杯の合図。関西地方から始まった乾杯の合図で、「飲料をかかげよ!カントゥーヤ!」と言って乾杯することが若者の間で流行。
7. フッカル
→「フットワークが軽い」の略。
8. さいくぅー
→3150と同じく「最高」の意味。ハッシュタグとしても頻繁に利用されていた。
9. テッテレー
→ドッキリなどでよく聞く効果音「テッテレー」が2018年、ハッシュタグとしてたくさん使用された。
10. 一生パリピ
→こちらも「TikTok」で流行している曲のタイトルから。一生遊んでたい!という意味合いで、ハッシュタグとして付ける人も急増。
11. 金晩
→「花金」は若者にとってもはやを死語。代わりに使っていたのが「金晩」というワード。
12. きょコ
→「今日のコーデ」の略。インスタに「#きょコ」を付けるのが当たり前になりつつある。
13. オベンタグラム
→お弁当の写真をインスタに投稿するとき、「#お弁当」のほか「#オベンタグラム」というハッシュタグを付ける人が急増。
14. けしからん風景
→「けしからんほど素敵な風景」という意味。絶景を見に行きたいときは「#けしからん風景」で検索するべし。
15. どんつき同盟
→「けしからん風景」と同様の意味。「どん!と突き当たったような綺麗な風景」という意味で、思いがけない出会いで見つけた素敵な風景のこと。
16. 水鉄砲メガホン
→女子高生のあいだで、可愛くアレンジしたメガホンを持つのがブームに。このメガホンを水鉄砲を使って作るのが「水鉄砲メガホン」。
17. ネタプリ
→プリクラをアプリで加工したものが「ネタプリ」。
18. チル友
→一緒にまったり過ごしたり、くつろいだりする友達のこと。HIPHOP用語の「Chill out(チルアウト)」から派生した「チル」が由来。
19. フリクロ
「フリピエクロージング」の略で、古着を使ったコーディネートのこと。
20. モニグラ・ヨルグラ
朝早く起きて朝活する「モーニンググラム」と、夜遅くまで夜活する「ヨルグラム」の略。勉強垢と言われる学生が使用している。
【ほぼほぼ、わからんかった…】
えー、いかがでしょうか。20ワードもあれば1つくらいはわかってもいいような気がしますが、わたしの場合はマジで1つもわからないという、まさかの事態……。こんなふうに取り残されてしまっているのは、わたしだけなんでしょうかね!?
解説を読んでも、ミドサーのわたしがギリギリ理解できたのは正直、「チル友」くらいでしたよ……。これ、「何が何だかわからない勢」だけで集まった飲み会の席で、クイズにしたら盛り上がりそうですね。
いやはやそれにしても、若い世代の考えることは、いつの時代も尖がってて面白い。同時に自分はもう若者ではないのだと、否が応にも実感させられるのよね……。
参照元:プレスリリース
画像:Pouch編集部
執筆=田端あんじ (c)Pouch