オーストラリアに暮らしていたラーンダー・ナーディン(Leander Nardin)さんは、2016年の11月、1歳になる息子ともっと一緒に過ごすため、そして彼に世界の美しさや多様性を見せるために、妻を含めた親子3人で世界中を旅しようと決意。
全てを売り払い、古い軍用トラックを “新しい家” に改造して、 “未知なる冒険” へと繰り出しました。出発から2年が経った現在、世界旅行24カ国を回ったといいます。
【ヨーロッパからロシアへ】
ナーディンさん一家の旅の様子は、ホームぺージ「akela.world」およびインスタグラム、ストックフォトサイト「Stocksy United」で見られます。
旅の最初は、バイクでヨーロッパを周遊したそう。その中でナーディンさんは「アウトドア」そのものを愛していることに気づいたんですって。
その後はギリシャやトルコを回ってスキーを楽しんだり、壮大な景色の中で気球を眺めたり、さらには摂氏50度の砂漠の中で砂嵐に見舞われたりと、数多くの貴重な体験をしたのだとか。
【毎日が冒険だ!】
道中はトラックの不具合がつきもののようで、エンジンの破損にラジエーターの破裂など、トラブル続きなのだそう。しかしそれでも旅が中断されることはありません。
ウズベキスタンを通るシルクロードを抜け、タジキスタンの山々にたどり着き、湖のほとりで数日宿泊。中央アジアでは乗馬、ロシアでは満点の星空の下でのキャンプを経験。本当に、毎日が冒険だわ!
【日本にも来てました】
我が国ニッポンも訪れていたようで、九州の熊本城や高千穂峡、阿蘇山に黒川温泉、さらには兵庫県姫路市の圓教寺に京都ツアー、伊勢に長野の白馬と、日本を思いっきり満喫していた様子。
息子さんが忍者の格好に扮した写真もありましたよ。楽しんでいただけたようでなによりです~。
【世界一周気分のおすそ分け】
なにもかも投げうって世界旅行に出かける。
何とも夢のある響きですが、ナーディンさんが海外サイト「Bored Panda」に寄せたコメントによると、「ロマンチックなことばかりではないし、疲れるし、面倒なこともある」とのこと。しかし旅から得る感動、出会う風景や人々には、それ以上に価値があるとも語っていました。
ナーディンさん一家の旅写真を見ているだけで、自分も一緒に世界中を旅しているような気分になれるので、一見の価値アリ。現実的に実行に移すのはなかなか難しいでしょうが、いつか1度でいいから、こんな冒険旅行を体験してみたいものですね!
参照元:akela.world、Instagram @akela.world、Stocksy United、Bored Panda
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼日本には2017年の年末~2018年2月頃にかけて来ていたみたい