2019年5月8日、滋賀県大津市で起きた、保育園児ら16人が巻き込まれ、園児2人が死亡した交通事故。あまりにいたましいできごとに胸がつぶれる思いですが、悲しみのなか記者会見をおこなった保育園園長に対し、記者が保育園側の過失を問うかのような質問をしたことに疑問の声が多くあがっています。
そして、それとともに現在ツイッターで広がっているのが「#保育士さんありがとう」というハッシュタグをつけたツイート。いつも子どもたちを見守り、最善を尽くしてくれている保育士さんたちに対し、励ましや感謝の声が次々と寄せられています。
【保育士さんへの感謝の声が広がる】
ニュースで状況を聞くにつけても、保育士さんや園児たちに落ち度はなかったものと思われる今回の事故。それだけになおさら、保育園や保育士さんたちを気遣い、励ます声が多くあがったものと思われます。ツイッターには
「その日その日で体調も気分も違う子どもを、本当に温かく見守ってくれてる」
「息子は成人しました。娘は来年高校卒業です。乳幼児の我が子達を見守り、母である私に多くのご助言をくださった先生方がいなければ、二人の健やかな成長はありませんでした。心から感謝しています。ありがとうございました。」
「保育園の先生方には感謝しかない。たくさんの小さな子の命を日々守りながら、楽しいことを色々して笑顔でいっぱいにしてくれて。初めてできたことには一緒に喜んでくれて、小さな擦り傷ができただけでもいち早く報告してくれて。たくさん抱っこしてくれて」
「日本の保育士さんは神だと思うよ。私は0歳の頃から今年3月の卒園まで預けてたけど、日中、側にいてあげられない後ろめたさで悩んでいた親の私にも寄り添ってくれて、子育ての悩み聞いてくれて、我が子の良いところをたくさん教えてくれた。いつも笑顔で出迎えてくれた。」
など数えきれないほどのツイートが集まっています。イラストエッセイストの犬山紙子さんも同じく「#保育士さんありがとう」のハッシュタグをつけて
「保育士さんいつもありがとう
保育士さんたちのおかげで子どもがすくすく育って笑顔いっぱい
お散歩に連れてってくれてありがとう
いつも子どもの安全を第一に考えてくれてありがとう
私も笑顔で仕事できます
心無いことを言う人がいませんように」
と投稿しています。
【「#保育士さんありがとう」に込められた思い】
私の子どもも現在保育園に通っていますが、どのツイートを読んでも共感するものばかり。
日々子どもたちに全力で接し、子どもの成長を親と同じように喜んでくれる保育士さんたち。その存在に、ふだんどれほど私たちが救われ、ありがたく感じていることか。
また、園の外へのお散歩についてですが、息子の保育園にも園庭がありますが、ほぼ毎日いろいろな公園に連れて行ってくれており珍しいことではありません。それはひとえに子どもたちが飽きないように、そして広い場所でのびのびと遊べるようにとの思いからだと理解しています。
事故は本当に悲しく残念なものですが、どうか保育の現場でがんばっている人たちが委縮してしまうようなことがありませんように……。「#保育士さんありがとう」のハッシュタグからは多くの人たちのそんな思いが伝わってくるように感じます。
参照元:Twitter #保育士さんありがとう
画像=ぱくたそ
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch
お庭で遊べば近隣から"うるさい"と言われ、
お散歩すれば"危ない"からと自粛…?チビッコは泣くのが仕事
元気一杯に遊ぶのが仕事
チビッコこそ未来の光。子供に優しくない社会に未来はない。
保育園の先生方、
いつも他人の子をみてくださって本当にありがとうございます。— つるの剛士 (@takeshi_tsuruno) May 8, 2019
保育士さんいつもありがとう
保育士さんたちのおかげで子どもがすくすく育って笑顔いっぱい
お散歩に連れてってくれてありがとう
いつも子どもの安全を第一に考えてくれてありがとう
私も笑顔で仕事できます🙇♀️
心無いことを言う人がいませんように#保育士さんありがとう
タグつけました— 犬山紙子 (@inuningen) May 8, 2019