ここ最近ツイッターを中心に話題にのぼることが多い、痴漢の話。
「痴漢=女性が体を触られる」というイメージを抱く人は多いと思うのですが、その内容はさまざま。また被害に遭う人も女性だけにかぎらず、男性も子どもも年配者も含まれます。
世の中にはありとあらゆるパターンの痴漢が存在する。そのことをまず認知してほしいとイラストで訴えているのは、ツイッターユーザーの “なご” さん(@ikng_0)です。
【すべて実例です】
「身内が電車で遭遇した痴漢に盗撮に変態痴漢の一覧」
というつぶやきと共に公開されたイラストには、
・執拗につむじを撫で続ける
・ガラガラなのに密着して座ってくる
・股間を押し付けてくる
・肩に顎を乗せる
・足のあいだに、足を捻じ込んでくる(靴にカメラを仕込んでいると思われる不自然な穴が開いている)
・体液をかけられる
・つり革をもつ手に、手を重ねてくる
・髪を食べてくる
といった例が描かれています。
【私も遭遇したことがあります】
なごさんはこうした例に対し、
「こういうのがあってねって話しても
信じてもらえなかったりするライン
認識されることがまず第一歩だよな~~~~」
とコメントしているのですが、まさしくその通り!
私も実際に「ガラガラなのに密着して座ってくる」タイプの痴漢に遭遇したことがありますが、ぎゅうぎゅうと体を押し付けてくるだけなので、少々判断に困ったことを覚えています。
でも見渡すかぎり空いているし、やっぱりどう考えても不自然なのよね……。
Pouch 編集部スタッフも同じタイプの痴漢に遭遇したことがあるらしく、電車が一時停車して出発する瞬間に素早く降りて逃げきることができたと話してくれました。
【被害者の多さに愕然とします】
なごさんのイラストは9500超リツイートされるほど注目を集めていて、「自分も体験したことがある」という声が年齢性別問わずたくさん集まっています。また「これも追加してほしい!」と別の例をあげる声もあって、改めて被害の多さに驚くばかりです。
迷惑行為であることには違いないけれど、痴漢かどうかは判断が難しい。そうした微妙なラインを狙ってくる犯人は、やはり卑劣としか言いようがないのではないでしょうか。
こうした被害が実際にあるという認識が広まって、被害者が心無い言葉を浴びせられない世の中になることを、願ってやみません。
参照元:Twitter @ikng_0
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:@ikng_0 used with permission
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身内が電車で遭遇した痴漢に盗撮に変態痴漢の一覧
こういうのがあってねって話ても信じてもらえなかったりするライン
認識されることがまず第一歩だよな~~~~ pic.twitter.com/sjwpXgDjHZ— なご (@ikng_0) May 29, 2019