ここ最近、キレッキレなメニューを連発している「かっぱ寿司」。超激辛寿司にトレンドのタピオカドリンク、横浜家系ラーメンとのコラボ……そして、発見しちゃいましたよ。現在、期間限定で「クラムチャウダーの炙り押し寿司」なるお寿司が登場しているではないですか!
……いやいやいや、そこはネタに走らなくていいから! 新鮮なネタのほうで勝負してくれればそれでいいから!!!!
しかし、北海道フェアの「ポテトサラダ軍艦」が絶品だったという前例もあるかっぱ寿司。これはひょっとしてひょっとするとめちゃんこおいしい可能性もアリ……!? というわけで、実際にお店で食べてみることにしました!
【クラムチャウダースープが寿司ネタに……?】
えびや本ずわい蟹、のどぐろといった華やかな期間限定ネタが並ぶその片隅で、間違いなく異彩を放っているのが「クラムチャウダーの炙り押し寿司」(税抜100円)です。
たしかにクラムチャウダーはおいしい。特に冬場に飲むと、冷たい体が温まってなおさらおいしさが染みわたります。しかし、だからといってスープを寿司のネタにしてしまうってどういうことなのか……。クラムチャウダーって、液体でしょ? 炙ったり押したりできるの???
内心ちょっと不安になりつつも、手元のタッチパネルでポチポチとオーダー。
【期待をいい方に裏切ってくれたよ!】
待つことしばし、「クラムチャウダーの炙り押し寿司」が到着しました。まず目に入ってきたのが、シャリの上に乗っている大粒のあさりです。
クラムチャウダーの具といえばあさり・はまぐりなどの貝類なので、あさりを大きくフィーチャーしたのかな? 魚介類なので、お寿司のネタとしてはピッタリといえそうです。
そして食べてみたところ……ええぇーーー、めちゃくちゃおいしいやん!!!!
いや、マジでうまい。正直そこまで期待していなかっただけに、ちょっとした感動すら湧き上がるレベル。なんといってもこの「炙り」がいい仕事してます。
あさりの旨味とクラムチャウダーのクリーミーなコク、そこに「炙り」の香ばしさが加わり、新感覚でありながらもおいしさがちゃんと一つにまとまった味わいに。小さなニンジンやじゃがいももちゃんと入っており、ちょっとしたアクセントになっていて面白いです。
ちなみに、クラムチャウダーといっても液状ではなく、具材に絡まるソース的な感じでした。見た目はスープっぽくないですが、食べてみるとちゃーんとクラムチャウダーの味を感じることができるから不思議……!
【やるじゃん、かっぱ寿司……!!】
意外すぎる組合せが斬新なおいしさに仕上がっていて、おおいに驚かされた「クラムチャウダーの炙り押し寿司」。創作寿司とひとことで言ってしまうのは簡単だけれど、毎回新たなメニューを生み出すかっぱ寿司のチャレンジ精神や、それを完成させる技術の高さには脱帽です!
というわけで、もうひと皿頼んじゃった私。好きなメニューを好きなだけ食べられるのは回転寿司の醍醐味ですね! 「クラムチャウダーの炙り押し寿司」は期間限定での提供なので、メニューからなくならないうちに皆さんもぜひお試しください~!
参考リンク:かっぱ寿司
執筆:鷺ノ宮やよい (c)Pouch
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