寒い季節においしい焼き芋。みなさんは、ホクホク派? それともしっとりタイプがお好みでしょうか? 私は断然、しっとり派! スイートポテトのように甘く、しっとりとした食感の焼き芋が大好きです。
コンビニやスーパーでも買える焼き芋ですが、おうちでも手軽に作れます。
サツマイモをオーブンで焼くだけ。本当にこれだけ。でも、簡単だからこそ、おいしく作るためのポイントがあるんです!
【サツマイモのおいしい焼き方】
しっとり食感の焼き芋を追究し始めて、早20年。自分なりに生み出したコツを、共有したいと思います! まずは焼き方から。
用意するのは、お好みのサツマイモとアルミホイル。オーブンは190〜200℃に設定し、予熱開始。
まず最初に、サツマイモを表面の土が落ちるまでよく洗い、水分がついたままアルミホイルにのせて、くるみます。
その後、予熱完了したオーブンに入れて、45分〜1時間ほど焼きます。オーブンから取り出し、ミトンをした手で触ってみて、やわらかいようであればOK。
やわらかくなければ、さらに20〜30分ほど、やわらかくなるまで焼く。
【焼き上がりのあとちょっとだけガマン!】
そして、すぐに食べるのではなく、あら熱が取れるまで、オーブンの中で冷まします。
1時間ぐらい冷まして食べると、温かいスイートポテトのようになります。熱々の焼き芋がお好みの方は、20〜30分ほどあら熱を取った状態でどうぞ!
【サツマイモの種類や大きさは?】
紅あずまに鳴門金時、安納芋など、どんなサツマイモでもたいていしっとり焼き上がります。今回使ったのは、果肉がオレンジ色をしたスペイン産のもの。購入後、なるべく日を置かずに作るのが良いでしょう。
細長いものよりも、ちょっと太めの方がしっとりした焼き芋作りには向いているようです。とはいえ、大きすぎると火が通りにくいので、中ぐらいのもの(250グラム程度)がよいのではないでしょうか。
【保存は効くの?】
今回は1本だけでしたが、3〜4本一度に焼いても、もちろん大丈夫。焼き芋が冷めたらアルミホイルを取ってから耐熱容器に移し、冷蔵庫へ。
食べる分だけ取り分けて、レンジで加熱すれば、できたてのおいしさが楽しめます♪ 3日ぐらいを目安に食べきりましょう。
難点をひとつ挙げるとしたら、時間がかかること……でしょうか。サツマイモはじっくりと焼くことで甘みが増すため、時短には向きません。オーブンに入れたまま、気長に待つのが一番。
我慢できないとき、あるいは時間に余裕がないときは、夜に焼いてオーブンにそのまま放置。翌朝レンジで温めて食べるというのも、ひとつの方法です。
焼き芋好きの方はぜひ、チャレンジしてみてくださいね!
レシピ・調理・執筆・撮影:sweetsholic
Photo:(c)Pouch