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【実録】ひとりで海外の音楽フェスに参戦してみた! ハードル高かったけど…自分史に残る素敵な経験でした

2020年2月1日

2019年のサマソニに、勇気を出してぼっち参戦した筆者。その楽しさに味を占め、「次に目指すは海外の音楽フェス!」とひそかに心に決めていました。

とはいえハードル高いしまあそのうちに……なんて思っていたらば! なんとサマソニぼっち参戦からわずか3カ月半後に決行することになったのです!

【アラフォーひとりで海外フェスに参戦!?】

急遽参加を決めたのは、スウェーデン・ストックホルムで開催された、故Avicii(アヴィーチー)の追悼コンサート。

DJ・音楽プロデューサーの顔ももつアーティスト・Aviciiは、その短い活動期間のなかで音楽好きたちの心をとらえ、たくさんのファンを生み出していました。筆者もそのひとりです。

愛してやまないアーティストの音楽を、彼の出身地であるスウェーデンの人たちと共にシェアしたい、という思いからの参戦。しかし、実際に行くまでにはかなり不安があったのも事実

海外のサイトでチケットを買うのも初めてだし、ホテル探しや会場までの交通手段もすべて自力でリサーチするしかありません

しかもコンサートは夕方17時から始まり、終了は23時過ぎという長丁場。異国で深夜にひとり、ホテルまで無事帰れるのか……?など、心配な点はいろいろとあったのですが、「何事も初めてには不安が付き物!」と腹をくくり、いろんなサイトを参考にしてひとつずつクリアしていきました。

【まさかのFacebookに助けられる】

すると偶然、まさにその追悼コンサートに行く人たちが集まるFacebookグループを発見‼︎ アメリカ・アルゼンチン・タイ・イタリアなど世界中からやって来るファンが、情報をシェアしていたんです。

意外なことに、海外から来る人のほとんどが1人での参加。「安くて良さげなホテルがあったら教えて」「会場までどうやって行けばいいの?」などの質問に現地の人が丁寧にコメントしていたりして、おひとりさまの不安はこのグループのおかげでかなりやわらぎました。

国が違っても、みんな海外のフェスにひとりで参加することに不安があるのは同じ。こんなFacebookの使い方があるのは、新たな発見でした。

いよいよ現地に向かい、ドキドキ&ワクワクで参加したコンサート。来ている客の年齢層は10代から70歳ぐらいまでとかなり幅広い様子。ダンス系の音楽にも関わらず、年配の人が多いのも印象的でした。年齢とか、一緒に行く人がいないとか、そんな事で自分のしたいことを制限してしまう必要ってないんだなあ、と改めて感じた次第です。

【勇気を出して行ってみて良かった…!】

今回、アラフォーひとりで参加してみた海外のコンサート。行くと決めるまでにはなかなか勇気が必要でしたが、初めの一歩さえ踏み出してしまえば何とかなるものでした。

何かやりたい事があってもつい、仕事やお金など色んなことを言い訳にして後回しにしてしまいがちですが、時には思い切って自分の望みを最優先にすることがあってもいいのかもしれません。結果的に今回の決断は、自分史に残る思い出となりました。

これからひとりで海外の音楽イベントに参戦してみようと思う方のために、今回の気づきをシェアさせてくださいね。

・ホテルは手数料なしでキャンセルできるプランを選んでおく(後からさらに安い価格で販売されているのを発見した時や、より立地の良いホテルを見つけた時に変更できるので)
・なるべく会場に近い宿泊施設を選ぶ
・過去に同じようなイベントに参加した人のブログなどを探してできるだけ情報を集める
・FacebookやツイッターなどSNSを駆使して同じイベントに行く人を探してみる(金銭が絡むことは避ける)
・イベント当日の行き帰りの交通手段を確認する(終了予定時間に電車があるか、なども)
・現地ではお金より安全を優先させる

それでは皆さまも、ステキな音楽ライフを!

執筆:沢野ゆうこ
Photo: (c)Pouch

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