現在、ホテルニューオータニ大阪が公開している「門外不出のホテルレシピ」。普段は明かすことのないような秘伝のレシピがいくつも紹介されており、ネットで話題を集めています。
今回はその中から「ヘルシーな玄米黄金チャーハン」を自宅で作ってみることに。「ちょっとしたテクニックでパラパラの本格チャーハンが作れます！」とのことなんですが……そのワザ、ぜひとも教わりたーーーいっ!! さっそく試してみましょう！
【材料は簡単に手に入るものばかり！】
用意するのは、玄米（炊き上げたもの）、卵黄、ハム、ネギ、マヨネーズ、アメリカンレタス、それに調味料。特に変わった材料はなく、近所のスーパーでも手に入るものばかりです。
【作り方も通常のチャーハンとほぼ同じ】
作り方にもいたってオーソドックス。熱したフライパンに胡麻油を入れ、卵を混ぜた玄米を炒め、全体がほぐれたところで具材を投入。塩や胡椒、醤油などで味付けし、最後に刻んだレタスを加えてさっと炒めればできあがりです。
……とここまで見て、「材料も手順も普通だけれど、これでホントにパラパラチャーハンが作れるの？」と思った皆さんもいるかもしれません。
ところが、完成したチャーハンを食べてみてビックリ。これが正真正銘、おうち史上最高のパラパラチャーハンに仕上がっていたのです……!!!
【実はパラパラに仕上げる工夫が隠されていた！】
まず玄米を使う時点で、白米のようなモチモチ感はなく、サラサラした口当たりに。さらに炒める前に卵黄を混ぜることで、玄米ひと粒ひと粒がコーティングされることになります。自然とパラパラチャーハンになる工夫がほどこされている……！
「チャーハンは強火で炒めるのが大切！」というイメージがありますが、このレシピならそこまで火加減にこだわらずとも、誰でも簡単にパラパラチャーハンが作れると思いますよ！
【夫にも食べてもらったところ……】
ここで、私のチャーハンを食べ慣れている夫にも味見してもらったところ……「いつものと全然違う！」との声が。パラパラ具合に驚かれるとともに、「あまり中華っぽくないんだね」という感想もあがりました。
たしかにこのチャーハン、中華系のだしは使っておらず、味付けは醤油や昆布茶、化学調味料など。そのため、中華料理屋さんで出てくるようなチャーハンの味とは少し違います。どことなく素朴で優しい味わいがして、個人的にはとてもおいしく感じました。
【ホテル直伝のレシピでおうち時間を楽しく♪】
手軽な材料＆作り方なのに、これまで作ってきたチャーハンとは明らかに一線を画す「ヘルシーな玄米黄金チャーハン」。皆さんもおうちで試してみてはいかが？
なお、ホテルニューオータニ大阪の「門外不出のホテルレシピ」では、ほかにも海老フライやオムレツ、スパゲッティからスイーツまでさまざまなレシピを公開中。ぜひご覧になってみてくださいね！
参考：ホテルニューオータニ大阪 「門外不出のホテルレシピ」
撮影・執筆：鷺ノ宮やよい (c)Pouch
Photo：(c)Pouch