新しい生活様式に感染症対策など、めまぐるしい変化が訪れた2020年。
慌ただしくてゆっくりと考えごとをする時間を持てない人も多いのではないでしょうか。
そんな人ににおすすめしたいのが東京都・江東区にある日本科学未来館で現在公開中の「ひらめきの庭」。
ここでは来場者が4つのゾーンを自由に歩き回りながら、頭と心の休息をはかれるようなお散歩体験を楽しめるのだとか。
【4つの空間をお散歩できる「ひらめきの庭」】
この企画のテーマは「ひらめきと出合う散歩」。会場には、頭の休息や思考の整理ができるような4つの空間が用意されています。
「いきつぎの森」は、映像で緑豊かな自然が壮大なスケールで再現された空間。樹木のざわめきや鳥のさえずりなどが聴こえる中でゆっくりと深呼吸すれば、頭の中に新たな余白が生まれそうです。
アルベルト・アインシュタインやマリー・キュリーといった科学者が残したひらめきの言葉と出合えるのが「ささやきのベンチ」。言葉の意味にのんびりと考えを巡らせながら、新しい「知」に触れてみては?
「はばたきの泉」では、頭上から撮影された自分の映像が少し遅れて映し出されるそう。水面に映った「一瞬前の自分」と向き合ったとき、皆さんなら何を思うでしょうか?
「ときめきのピアノ」では、カナダの天才ピアニスト、グレン・グールドの演奏をAIが再現してくれます。このほか自分でピアノを演奏したり、誰かと一緒に弾いたりもできるそう。
【新しい生活様式における科学館の楽しみ方を提案!】
個性的な4つの空間を思い思いにめぐることができる「ひらめきの庭」。ふだんのストレスから離れて、こうした時間を持つことも私たちには必要かもしれませんね!
開催は2020年8月30日まで。入場料は入館料のみ(大人630円、18歳以下210円)で、入館は日時指定の事前予約制となっています。詳細は参照元をご確認ください。
なお、会場となる1階の企画展示ゾーンでは、約1500平方メートルという広い空間を活かし、「新しい生活様式」における科学館の楽しみ方を提案していくそう。今後もユニークな企画が続きそうなので、ぜひチェックしてみてください!
※「ときめきのピアノ」のAI自動演奏は毎時45分 (各回約8分。最終16:45)、ピアノ演奏体験時間は毎時55分~翌30分(最終15:55~16:30)です
参照元:プレスリリース、日本科学未来館
執筆:鷺ノ宮やよい (c)Pouch