マイナビティーンズラボが「2020年ティーンが選ぶトレンドランキング」を発表。
13~19歳の女性503名を対象に、2020年に流行した「ヒト・コト・モノ・コトバ」の4ジャンルについて調査。
注目したいのは「コトバ」のランキング。はてさて今年は、10代女子のあいだでどんな「コトバ」が流行っていたのでしょうか!?
【1位は「きゅんです」】
「ティーンが選ぶ流行ったコトバ」ランキングで栄えある1位を勝ち取ったのは……「きゅんです」!
なんと全体の72.8%もの支持を集めてぶっちぎりの首位を獲得しています。
「きゅんです」は「胸がキュンとときめく」ときに使うコトバ。TikTokでのブームをきっかけに、日常にまで浸透したようなんです。
使用例としては「推しが尊すぎて、きゅんです(推しが尊すぎて、胸がときめきます)」といった感じ。
さらに親指と人差し指をつかった“指ハート”を添えてキャッチーに使うとより一層かわいい♡
「胸キュン」は幅広い世代におなじみの表現なので、わかりやすいのではないでしょうか。
【2位は「~してもろて」】
2位は、人気ユーチューバー「パパラピーズ」がきっかけで流行したという、「~してもろて」(28.8%)。
「~してね」という意味で、「いいねしてもろて(いいねしてね)」というふうに使われるそうなのですが……私が認識していた「~してもろて」とちょっぴり違うような気がするゾ!?
そもそも「~してもろて」は、関西弁で「~してもらって」だったと記憶。
ティーンのあいだでは「省略語」が流行しやすいので、ひょっとすると、グン!と縮めて「~してね」という意味に落ち着いたのかも!?
【3位は「あざとかわいい」】
3位は「あざとかわいい」(14.1%)。
「あざとい」と「かわいい」を組み合わせた造語で、「あざとく計算しているのはわかっているけどかわいい」と思うときに使用します(例:田中みな実さんや千葉雄大さんなど)。
ここ最近よく耳にしますし、普段の生活に馴染んできたコトバでもあるような。
なお最近ティーンのあいだでは「あざとかわいい男子」が大人気だそうですよ~!
【「アセアセ」「#淡色女子」とは!?】
そのほか「コトバ」ランキングの中で気になったのは、4位の「アセアセ」。
SNSなどでの使用例を見るかぎり、「汗をかいて焦っている」絵文字のような使われ方で、なんだか顔文字の「(^_^;)アセアセ」を思い出しますね。
もうひとつ「?」となったのは、9位の「#淡色女子」です。
調べてみたところ、読んでそのまま「淡い色の洋服を着た女子」、「淡い色合いのモノが好きな女子」のこと。
そして、その淡色のものを撮ったおしゃれ写真に「#淡色女子」というハッシュタグをつけるんですって。
いつの時代もティーンは新しい文化を生み出すものですが、「淡色女子」は初めて知ったわ~!
【他ランキングの1位も気になる】
ちなみに……「ヒト」の1位はNiziU、「コト」の1位はNizi Project、「モノ」の1位はTikTokでした。
異例のスピードで紅白出場を果たしたNiziUと、彼女たちを世に送り出したNizi Projectは納得のランクイン。
またこうしてみると、NiziUは同世代の女性たちに支持されていることがわかります。
TikTokは、昨今の「おうち時間」で、より一層トレンドの中心となったのかも⁉︎ やはり流行というものは「時代を映す鏡」、なんですね!
参照元:プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch