コカ・コーラがYouTubeに2020年版クリスマスCMを公開。再生回数約400万回を記録する人気作となっています。
CMを手がけたのは、映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』や『ジョジョ・ラビット』で知られるタイカ・ワイティティ監督。
娘の願いを叶えるため父親が孤軍奮闘する、という内容なのですが……。
あまりにも壮大すぎて、CMというよりほぼ「映画」! 最後にはホロリと泣ける展開も待っていて、見ごたえ抜群なんです。
【サンタさん探しの旅へ出かけることに】
クリスマスシーズンなのに、仕事に行かなければならなくなったお父さん。
出発の時に、娘からサンタさん宛の手紙を預かるのですが、郵便配達員に渡し損ねてしまいます。
お父さんは「どうにかして手紙を渡さなければ……!」という使命感に駆られたのか、仕事を放り出して「サンタさん探しの旅」へGO!
しかしここからが苦難の連続で、お父さんの覚悟(?)が試される壮大な展開となっていくんです。
【旅の道中が過酷すぎる】
お父さんの「サンタさん探しの旅」は、まさにサバイバル。
大きなクジラが泳ぐ海で遭難しかけたり、スリル満点な絶壁をよじ登ったり、ジャングルを彷徨い歩いたりと、怒涛の展開となっているんです。
あまりにも壮大すぎてジワジワくるいっぽう、プロの冒険家も真っ青な奮闘を見せるお父さんに胸が熱くなる……!
【手紙の内容にホロリ…(涙)】
そんなこんなで、どうにかサンタさんの家までたどり着きますが、なんとサンタさんはクリスマスのため留守。
がっくりうなだれるお父さんのもとに、なぜかコカ・コーラのトラックがやってきます。
失望の中トラックに乗り、家まで送り届けてもらったところ、運転手から娘の書いた手紙を手渡されました。
開けてみるとそこには……。
「サンタさんへ どうかクリスマスには、お父さんを家に連れて帰ってきてください」
と書かれているではないですか!
実はトラックを運転していたのは、ほかならぬサンタさん。
手紙を読まなくとも、サンタさんは子どもたちが欲しいプレゼントをしっかり把握していてくれたんですね……(涙)。
【あなたにしかできない「贈り物」】
CMは、
「今年のクリスマスは、あなたにしかあげられないものを贈りましょう」
というメッセージで締めくくられていました。
わざわざプレゼントを用意しなくても、会いに行ったり、ビデオ通話やメッセージで言葉を届けたり。大切な誰かのために自分の時間を使うことが、1番の「贈り物」になる……そんな思いが込められた、素敵な映像作品。
CMはセリフなしで構成されているので、世界中の誰が観てもわかりやすい内容となっています。
大切な人を思い浮かべながら、ぜひご覧になってみてくださいね。
参照元:YouTube
執筆:田端あんじ (c)Pouch