年末の風物詩といえば「大掃除」。ダスキンが行った調査によると、今年は昨年と比べて、大掃除をする人が多いようなんです。
今年はおうち時間が増えたことで、掃除する時間はたっぷりあったはず。普段から掃除をする人なら、よりこまめに行っていたことでしょう。
それならわざわざ大掃除する必要もなさそうなのに……一体なぜ!?
【掃除好きほど「大掃除」したい!?】
全国の20歳以上の男女2080人を対象に行った「ダスキン 2020年末 大掃除実施意向調査」。
調査によると、71.2%が「年末は大掃除をする予定」と回答。調査開始以来最低の実施率だった2019年末の52.5%を大きく上回りました。
また、「ステイホーム」によって普段の掃除時間・頻度が増えた人のうち84.6%が「大掃除をする予定」と回答しており、みんなめちゃめちゃ掃除するじゃん……!
【キーワードは「達成感」】
こうした背景には、やはり「ステイホーム」があるみたい。
コロナ禍で衛生意識が高まったこと、普段の掃除によって達成感を感じるようになったことが、影響しているようなんです。
「ステイホーム」で掃除時間・頻度が増えた人のうち59.6%が「掃除に達成感を持つようになった」と回答。
「達成感を得られる」ことは掃除の醍醐味であり、綺麗になったお部屋を眺めるときの気持ちは格別です。
そう考えると、掃除にハマる人、目覚める人がいることも納得っ……!
今年の年末年始は、おうちで過ごす人も多いと思うので、時間を大掃除に費やそうと思うのかもしれませんね。
【掃除するようになった場所が「今年」っぽい】
ちなみに、「コロナ禍で掃除時間・頻度が増えた割合・主な理由」として多く挙げられていたのが、「家にいる時間が増えてゴミが気になるようになった」。
「家にいる時間が長い=汚れる機会が増えた」という答えもチラホラあり、共感を覚えます。
また「新たに掃除するようになった場所」も興味深く、
・ドアノブ・取っ手・蛇口
・電気のスイッチ
・床
といった具合に、手が触れる場所ばかり!
今年は「新しい生活様式」などが叫ばれて、私たちの意識がガラリと変わる1年でした。これと共に、掃除意識も大きく変わったのかもしれませんね。
参照元:プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch