映画『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督がテレビドラマに初挑戦。
監督・脚本・製作総指揮を務める『僕らのままで / WE ARE WHO WE ARE』が、「スターチャンネルEX」にて日本独占配信されます。
今作で描かれるのは、10代の少年少女のアイデンティティの模索。
青春やティーンならではの苦悩が描かれるらしく、グァダニーノ監督ならではの世界観となっていそう……!
【ふたりの少年少女を中心に物語が展開】
アイデンティティの探求、ジェンダー、人間関係、家族といったテーマを痛烈に描いた青春ドラマ『僕らのままで / WE ARE WHO WE ARE』。
物語の主人公は、14歳の少年・フレイザー。
軍人の母と、母の妻と一緒にニューヨークからイタリアの米軍基地に転居してきたものの、新しい環境に馴染もうとしません。
唯一、隣に住む同年代の少女・ケイトリンとは打ち解け合い、友情を育んでいきますが……。
「自分が本当は何者なのか」を明らかにすることの複雑さ、の壁にぶち当たってしまうようなんです。
なんとも苦しくもどかしいこの感じは、まさしく『君の名前で僕を呼んで』の世界観を連想させます。
イタリアの美しい景色も楽しめるらしく、映像美にも期待してしまう~!
【主役は有名ヒットホラーに出ていた、あの子役!】
ストーリーも興味深いですが、もうひとつ注目したいのはキャスト。
主人公・フレイザーを演じるのは、 “第2のティモシー・シャラメ” ことジャック・ディラン・グレイザーさん。
『IT / イット “それ”が見えたら、終わり。』で過干渉な母親と暮らす少年・エディを演じ、同作を観たものとしては「美しく育ちましたね……(涙)」と感無量になってしまいます。
もうひとりの中心人物・ケイトリンを演じるのは、本作でデビューした新人、ジョーダン・クリスティン・シモンさん。
そのほかのキャストも魅力的で、フレイザーの母を演じるのは、90年代のユースカルチャーのアイコン クロエ・セヴィニーさん。
母の妻を演じるのは、『アイ・アム・レジェンド』などに出演したブラジル出身女優、アリシー・ブラガさん。
ケイトリンの父を演じるのは、ラッパー&音楽プロデューサーのキッド・カディさと、見逃がせない布陣となっているんです。
音楽性も高く、ジョン・アダムズ、デヴィッド・ボウイ、プリンス、ケンドリック・ラマーなど、様々なアーティストの曲を作中で採用しているそう。
全貌を知れば知るほど、観たくなっちゃいますよね……!
【全8話&毎週木曜配信です!】
『僕らのままで / WE ARE WHO WE ARE』は、字幕版で全8話。
2021年2月18日から、Amazon Prime Videoチャンネル 「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」にて、毎週木曜に配信されます。
グァダニーノ監督作品ファンはもちろん、前映画・ドラマ・音楽ファンにとっても、要チェックの作品と言えそうです!
参照元:『僕らのままで/WE ARE WHO WE ARE』公式サイト、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
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