東日本大震災から早10年。これを機に、防災グッズの見直しを考えている人も多いと思います。
今回、注目したいのは東急ハンズの「防災×HANDS」に掲載されている「防災食」。
防災士資格を持つバイヤーがセレクトしたアイテムがずらりと並んでいるのですが、チェーン店や有名店の缶詰もあり、充実の品ぞろえとなっているんです……!
【牛丼の具&米が一体になった缶詰がある!】
防災食の代表格といえば「缶詰」。
「防災×HANDS」には、缶詰とは思えないメニューがラインナップされています。
まずご紹介するのは吉野家の牛丼の缶詰「吉野家 缶飯 牛丼」(756円)。高機能玄米「金のいぶき」と吉野家牛丼の具を使用。
温めることなく、そのまま食べられますが、約10分湯せんするとさらに美味しくなるのだそう……!
被災時こそ、温かいものが食べたくなるでしょうし、いつもの味ならよりホッとできそうですよねぇ。
【ココイチやボローニャの缶詰も】
同じく缶詰の「HOKO CoCo壱番屋監修 さばカレー」(378円)は、国産さばにカレーの旨味をしっかり浸み込ませた「さばカレー缶」。サバの缶詰といえば、缶詰の定番ですが、カレー風味になっています。
カレーは、多くの日本人にとって「時々無償に食べたくなるものナンバーワン」といっても過言ではないので、ストックしておくとよさそう。
また、デニッシュパンで有名な京都・祇園のボローニャの缶詰も……!
「ボローニャ 缶deボローニャ」(3種 各454円)は、3年間の保存が可能。
従来の保存パンのパサパサ感を覆す、しっとり&ふわふわ食感を実現しているんですって。
【アウトドアや普段の食事にも】
そのほかの非常食も充実していて、
・骨付きの鶏肉2本が入った「ヨーグルトが隠し味のスパイシーチキンカレー」
・お湯を入れて3分待つだけでできる「カルボナーラ」
・ティーバッグタイプの「フィロコフィアのコーヒー」
といった具合に、非常時ではないときにも食べたくなるメニューのオンパレード!
具材たっぷりのレトルトスープや、水かお湯を注ぐだけでできるおにぎり(!)もあり、どれにしようか迷ってしまうほどです。
【非常時だからこそ「美味しいもの」「いつもの味」を】
被災すると、多くの人が過度のストレスにさらされます。
ストレスによって食欲が落ちることもあるので、「自分が美味しいと思えるもの」または「いつもの味」を用意しておくと、安心にもつながります。
防災食品を普段から少しずつ消費し、使った分を買い足しながら、常に一定量を備蓄する「ローリングストック」が推奨されています。
もしもにそなえて、お気に入りをそろえてみてはいかがでしょうか。
※価格はすべて税込みです。
参照元:東急ハンズ
執筆:田端あんじ (c)Pouch