映画とファッションは「切っても切り離せない」もの。作品を語るうえで欠かせない存在になることもしばしばです。
『101匹わんちゃん』のヴィランであるクルエラに焦点を合てた、ディズニー実写映画『クルエラ』でも、ファッションが重要な役割を果たしているみたい。
エマ・ストーンさん演じる主人公・クルエラが悪名高きヴィランへと変貌していく様を、ファッションで表現しているようなんです……!
【どんなお話なの?】
映画『クルエラ』の舞台は “1970年代ロンドンのファッション業界” 。
ファッションデザイナーを夢見る1人の少女・エステラが、カリスマ・デザイナーのバロネスと出会い、才能を開花させていく姿が描かれます。
やがてエステラとバロネスの関係は、ファッション界のみならず社会全体を震撼させる大事件を引き起こし……。
そしてある出来事をきっかけに、エステラは「クルエラ」へと覚醒! 稀代のヴィランへと変貌を遂げるのです。
【パンキッシュなファッションがクール!】
1970年代ロンドンといえば「パンク・ムーブメント」真っただ中。
「怒り」や「自由」を表現するために誕生したカルチャーで、パンクバンドのセックス・ピストルズやクラッシュが一世を風靡しました。
クルエラもパンクファッションをこよなく愛しており、劇中には、ゴシックでパンキッシュなドレスも登場!
エレガントでありながらも、持ち前の反骨精神が現れており、まるでドレスがクルエラの心境を表しているかのようです。
【心境の変化をファッションから読み解く】
それもそのはず、ファッションはクルエラにとっての「自己表現ツール」。
ヴィランへと変貌していく中での、心の変化や反抗心をファッションで表現しており、「スタイルの変化=クルエラ自身の変化」として描いているようなんです。
少女エステラは、心の奥底にずっと隠していた自分の本当の声に従ったことで、クルエラへと生まれ変わります。
その、圧倒的パワーが爆発する瞬間、クルエラはどんなファッションを身にまとっているのでしょうか。
映画『クルエラ』は、2021年5月27日に劇場公開。
5月28日には「ディズニープラス プレミア アクセス」にて公開されます(※プレミア アクセスは追加支払いが必要です)。
ぜひファッションに注目しながら、同作を楽しんでみてくださいね♪
参照元:プレスリリース、Disney movie
執筆:田端あんじ (c)Pouch
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