ディズニー史上最も悪名高きヴィランとされる『101匹わんちゃん』のクルエラが主役に大抜擢! 『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーンさん主演で実写映画化されることになりました。

日本公開日は2021年5月28日。

2月19日にはYouTubeに特報動画も公開されたのですが、ビジュアルはもちろん笑い声も完全に「クルエラ」で、鳥肌が止まらなくなるんですっ!

【夢見る少女に一体何が…】

ディズニー実写映画『クルエラ』で描かれるのはクルエラの誕生秘話。クルエラが邪悪なヴィランに変貌した背景を、過激かつスタイリッシュに表現します。

物語の舞台は、パンクブームに沸く70年代のロンドン。特報動画は、デザイナーを夢見る少女エステラが、ロンドンへやってくるシーンからスタートするのですが……

実はエステラは、のちのクルエラ!

まだこの時点では「夢見る若者」という感じで、クルエラが醸し出す狂気のようなものは、一切感じられません。

しかしエステラは「私は人と違う生き方をしてきた、それが目ざわりな人も」というセリフを口にしており、これが「変貌」にまつわるキーワードなのかも……?

【クルエラはそもそも「悪」なのか否か】

地味だったエステラはやがてパンクロックなファッションに身を包むようになり、「クルエラ」へと覚醒。

特別な魔力などはないものの、奇抜な方法でパーティーに乱入&カーチェイスを繰り広げるなど大暴れして、ヴィランとしての道を歩むことになるのです。

印象的なのは「私は生まれつき最高で最悪」というセリフ。

そのいっぽうで、涙(?)で化粧をドロドロにしながら「私はクルエラ」と語る場面もあり、「生まれつき最悪」とは思えない描写も気になります……!

【『ジョーカー』っぽいという声が多数】

意味深でドラマティックな特報動画。公開されるや否やネットで話題になり、視聴者からは

「こういうヴィランシリーズどんどん作って欲しい」
「カッコ良すぎて鳥肌たった」
「雰囲気が『ジョーカー』に似てる」

といったコメントが寄せられています。

「『ジョーカー』っぽい」という声はツイッターにも多く、みなさんがおっしゃるとおり、やや世界観が似ています。

光を背にしながらドアに立つシーンなど、オマージュを感じさせる部分もあり、ますます期待が高まってしまう~!

【スタッフ&ほか出演者も豪華です】

『クルエラ』の監督を務めるのは、Pouchでも以前ご紹介した『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のクレイグ・ギレスピーさん。

出演者には、『ハリー・ポッター』シリーズでシビル・トレローニー役を演じたエマ・トンプソンさんや、『キングスマン』シリーズでマーリンを演じたマーク・ストロングさんら、実力派が名を連ねています。

強力なメンツにも興奮しっぱなし! 5月の公開が待ちきれませんねっ。

参照元:ディズニー公式YouTubeInstagram @disneystudiojp
執筆:田端あんじ (c)Pouch
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