話題となったペヤングの「獄激辛」シリーズに、新作「獄激辛 担々やきそば」が出た……！
と聞けば、激辛好きであれば両手を上げて喜びそうなニュース。しかし、戦々恐々とする自分がいるのが正直なところです。
なぜなら……前作の「ペヤング 獄激辛やきそば」「ペヤング 獄激辛カレーやきそば」がマジで辛すぎて危険レベルだったからだよ!!!!
ナメてかかると死を見るぞ……！ 今回ばかりはそんな雪山に挑むような覚悟で、激辛ハンターやよいがレビューをお届けしたいと思います。
【パッケージからも漂うヤバさ】
第1弾の閻魔大王、第2弾のインド風の男性に引き続き、第3弾は「坦々」ということでパッケージにはチャイナ帽をかぶった男性が……。
いつもながら、悪いことはすべてやってるような極悪ヅラです。
作り方もこれまでと同じ。かやくを入れ、熱湯を注いで3分。お湯を捨てたら「獄激辛坦々ソース」を麺と混ぜ合わせたらできあがりです。
【湧き立つ匂いからして凶器レベル！】
麺にかけたソースに顔を近づけたところ、湯気とともに辛さが鼻からのどに抜け、その刺激で咳と鼻水が出てきたんですが……なにこれ凶器!? こんなの作るほうも食べるほうも狂ってるよ!!!!
なんだかよくわからない精神状態になってきましたが、覚悟を決めて行きましょう。いただきまーーーす！
【坦々＜＜＜激辛！ 辛いを通り越して痛い…!!】
前回は5口目ぐらいから激辛に襲われましたが、今回はなぜかひと口目からむせるような辛さ。
舌がビリビリとなって口の中いっぱいに刺激が駆け巡ります。
激辛を通り越して、もはや「痛い」。目には自然と涙が浮かび、心臓がバクバクと早くなってくるほどです。
正直、辛さを感じるので精一杯で坦々の味を感じ取る余裕がない……。
けれど、意識してみると坦々らしきゴマの風味もあるのはたしか。
また、かやくが豚・鶏の味付きひき肉、ニラということで、担々麺で定番の具材を選んでいるあたりも工夫を感じます。かやくの量自体は少なくて飾り程度ですが……。
【激辛のさらに向こう側の辛さを体感せよ！】
辛さレベル自体は、前作2品とまったく同じ。凶暴性と持続性がハンパなくて、水や牛乳などを飲んでもしばらくは口の中から痛さが消えません。
体のダメージだけでなく精神的なダメージも負うので、トライするなら心身ともに余裕があるときをおすすめします。
そして、普段から激辛料理を食べ慣れている私でもこんなふうになるので、激辛に慣れていない方はくれぐれもご注意を。
この辛さはたとえるなら、登山初心者がいきなりエベレストに登ろうとするようなもの……!!
これが普通にスーパーやコンビニに並んでいるなんて恐ろしいことです。
この世には「旨辛」という言葉がありますが、ただひたすら辛さのみに振り切っているのがこの獄激辛シリーズといえます。
「獄激辛 担々やきそば」も想像を超えるドSな激辛ぶりになっていますので、激辛マニアはぜひ心して食してみてください！
激辛度 ★★★★★★∞（今回もカウンター振り切ってて判定不能）
坦々度 ★★☆☆☆
おいしさ ★★☆☆☆
参考リンク：ペヤング
撮影・執筆：激辛ハンターやよい（鷺ノ宮やよい） (c)Pouch