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【レポ】初心者キットでタイダイ染めをしてみたら完全な沼だった…失敗もありつつ愛着ある1枚が作れたよ

2021年6月21日


夏が近づき、今年も街中でよく見かけるようになったタイダイ柄のアイテムたち。

最近は淡くて着こなしやすそうなデザインも多くて俄然気になっていたところ……セルフで染めることもできるという情報を発見!

初心者用キットを購入して実際に染めてみた、失敗もありのガチレポをお送りいたします〜!

【用意するものはこちら】

今回使ったのは「PAC FABRIC DYE タイダイスターターキット」(税込2420円)。


キットに入っているのは、

染料×3色、固着剤、染色用の塩、色止め剤、ボトル×3本、使い捨てゴム手袋、輪ゴム、ビニール袋×3、説明書。

染料は18色の中から3色を注文時に選択します。

私は、「HOT PINK」「YORK YELLOW」「TURQUOISE BLUE」の3色を選んでみました!

そして別途、水が入る容器を2つ、ワイヤーネット、汚れ防止の敷物、染めたいTシャツは自分で用意します。

まずは基本の白Tシャツでチャレンジしてみます。私色に染めちゃうぞッ。

【下準備があるよ】

今回の私の目標は「優しくてコーデがしやすいタイダイ」にすること。ハッキリと柄が出ないような、まだら模様を目指します。

まずは水で濡らした白Tシャツをくしゅくしゅとつまんで寄せていき、形が崩れないように輪ゴムで縛って固定。

続いて3Lのお湯(40〜50度)に固着液50gと塩300gを溶かし、15分つけ置き。この量でTシャツ5、6枚分とのことなので、今回は3分の1程度の量にしました。


つけ置きしている間に染料液を作ります。淡い色を作りたいので、目分量ですがお湯100mlに対し0.5gほどの染料をボトルに溶かしてみました。

さらに原色のままでは印象強くなりそうなので、ピンク+少量の青で紫、ピンク+黄色でオレンジっぽくなるよう微調整

このビギナーのアドリブがどう出るかは神のみぞ知る……!

【ここからが本番です】

準備が完了したら、いよいよ染め作業! 一度染めたら後戻りできないという緊張が走ります。

綺麗に模様をつけたい場合は染める場所などが決まっているのですが、大きめのまだら模様にしたいので完全に感覚でバーっとかけちゃいましょう!

いざかけ始めると緊張どころか、謎のアドレナリンが溢れ出ちゃうくらい楽しいっ! 調子に乗ってのかけすぎに注意です。

裏側にもしっかり色を入れ終えたら、ビニール袋に入れて1時間ほど置きます。時間を置くほどに濃く染まるので、こちらもお好みでOK。

【すすいだら色止めをします】

早く広げて確かめたい気持ちを抑えに抑えて1時間。

続いてすすぎ作業です。色が混ざらないように余分な色が流れるまでは輪ゴムで絞ったままで、そのあと広げて流します。

広げてみると、ちゃんと全体に広く色が付いてひと安心! けど思ったより色が濃い気が……しかし、乾くまで真の全貌はわからないので、まだまだドキドキは続きます。

最後に3Lのお湯に色止め液7ml(Tシャツ1枚分)を混ぜたものに15分つけて、流水ですすげば終了!

あとはしっかり絞って乾くのを待ちましょう。

【完成したけど…イメージと違う!】

そうして乾いた完成品がこちらっ。

おお〜〜〜〜! すごい‼︎ ただの白Tだったとは思えないほどしっかり染まってる……!

脳内イメージより2、3倍濃く発色していたり、散らばった濃い斑点などが若干のゾンビ感を醸し出してはいますが、初回にしては上出来な気がします。時間をかけた故の愛着もひとしお。

しかし、眺めるほどにもっとこうすればよかったなーという反省もフツフツと湧いてきちゃった……。

【リベンジで色々染めてみたよ】

ということで、さらに色々なものを染めてみました。

用意したのは布バッグとキッズTシャツ、そして靴下。今度は染料液の薄さをより意識してみたら……
ほんわか優しい色味を出すことに成功! この安堵と喜びのレベルはや快感の域です。

無地だけでなく柄ありのものを染めるのも、ワッペンをつけてオリジナリティを高めるのもカワイイかも。

やばい、アレコレ染めてみたい欲がとまりません〜〜。

【タイダイ染めは沼だった】

脳内でイメージを膨らませる→開くまでわからないドキドキ→出来上がりの後悔や喜び……という無限ループはまさに沼!

成功しても失敗しても、世界で1つのアイテムを作る楽しさは間違いなし。本格的な夏の到来がさらに楽しみになりそうです……!

参考リンク:PAC FABRIC DYE
撮影・執筆:にのうでプニ子
Photo:(c)Pouch

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