本日2021年7月7日は「七夕」。みなさんは短冊にどのような願いごとを託すでしょうか?
今回ご紹介するのは、10代が選んだ「2021年七夕、短冊に書きたい願いごとTOP10」。
今の10代は、デジタルネイティブとして生まれた “Z世代” 。「既存のルールにとらわれない」「現実的」といった傾向があるとされていますが……
果たして彼らは、どんな願いごとをするのでしょうか!?
【1位&2位の「願いごと」がリアル】
ランキングを発表したのは日本語入力&きせかえ顔文字キーボードアプリ「Simeji」。
10代男女3544人を対象にした「2021年七夕、短冊に書きたい願いごとTOP10」で第1位を飾ったのは……「新型コロナウイルスの流行が終息しますように」でした。
青春真っただ中に、コロナ禍という現実に直面した10代。楽しみにしていた学校行事が中止になるなど大きな影響を受けています。
第1位を選んだ人からは、「不安を無くしたい」「祖父母に早く会いにいきたい」「自由に外出したい」という意見が多くあがったそうです。
続く第2位には「家族みんなが健康で過ごせますように」がランクイン。
「いつも支えてくれる家族に健康でいてほしい」「コロナにかからないでほしい」「家族と良い思い出をもっとたくさん作りたい」という声が寄せられており、非常にリアルな「願いごと」であるとわかります。
【「今」ならではのランキングです】
なお、3~10位までの結果は次のとおり。
第3位 恋人ができますように
第4位 毎日楽しい生活が送れますように
第5位 ダイエットが成功しますように
第6位 身長が伸びますように
第7位 将来の夢が叶いますように
第8位 学業が実りますように
第9位 志望校に合格しますように
第10位 世界が平和でありますように
こうして見ると、「恋人ができますように」「身長が伸びますように」などティーンらしい願いごともありますが、その一方で
「毎日楽しい生活が送れますように」
「世界が平和でありますように」
といった、コロナ禍を連想させる回答もチラホラ。
Pouch編集部のスタッフいわく、保育園の七夕の短冊でさえ「コロナ終息」のお願いがたくさんあったそうですし、この結果はまさしく「今ならでは」といえるのではないでしょうか。
【世相が現れてますね】
七夕の短冊を書くときって、「宝くじが当たりますように」など壮大な夢を託しがちなものです。
「世界平和」という言葉により重みを感じる時代だからこそ、現実的にならざるを得ないのかもしれませんが、思わず「自分が10代の頃はどうだったかな」と、思わず考えてしまいました。
さてみなさんは、この結果をどう思うでしょうか。
参照元:プレスリリース
執筆:田端あんじ
Photo:(c)Pouch
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