同じ場所を散歩し続けていると、変わり映えしないな〜〜と思っていたところ、散歩中に出会ったものでビンゴをする「おさんぽBINGO」なるアイテムを発見。
これは大人のひとり散歩にもワクワクを与えてくれるのではなかろうか⁉︎
毎月1のつく日(1日、11日、21日だけ)は「ステキなぼっちの日」。
ということで、BINGOカードを片手に街に繰り出してみるよーー!
【足を使ってビンゴを目指すよ】
おさんぽBINGOとは「とけい」や「ねこ」などカードに描かれたイラストを探して穴を開けていくという移動式のビンゴゲームです。
「まち」や「すいぞくかん」など全7種類のカードテーマがあるのですが、今回選んだのは「ずかん」。
ビンゴのマスの数は全部で25個。
「コンビニ」や「ポスト」はすぐ見つかりそうだけど、「きんぱつ」「しんせつ」「ペアルック」は難易度高そうだぞ……。
ちなみに今回はスマホには頼らず、勘と運だけで勝負しようと思います‼︎
【中央のマスを開けて、ビンゴスタート!】
開始早々、まずは「とけい」と「ピンクのおはな」を発見☆
ビンゴをペリッと開ける感覚も久々ですが、やっぱり楽しい〜‼︎
どちらも普段なら景色のひとつだったものですが、今日は「君の存在にありがとう」と心の中でお礼をいいたくなります。
さらに続いて「サラリーマン」と、難しいと思っていた「ペアルック」も発見。
人通りの多いスポットだったのが功を奏したのかも。今この瞬間、私とすれ違ってくれてありがとうありがとう……!
ここまで30分ほどで現状4マスを開けることに成功。ビンゴカードを持ち歩く非日常感にテンションも上がりつつ、さらなる収穫を目指しお散歩の範囲を広げます。
【ビンゴカード片手に超真剣モードに】
歩きながら気づいたのですが、空を見上げて「ひこうきぐも」を探したり、地面を見て「ありのぎょうれつ」を探したり……。とにかく目が忙しい〜!
ひとつも逃したくない気持ちからスマホをみる暇も全くなし。もはやお散歩というより、ハンティングの気分。ガチやでこっちは。
その甲斐もあり、「ポスト」「コンビニ」「ほどうきょう」「ハト」など次々と穴を開けることに成功。
中でも一番嬉しかったのは「どこんじょうばな」。
実は初めの方に「これは花と呼んでいいのかな…?」と悩むものに出会い、ここで妥協するべきかとずっと穴を開けられずにいたのでした。
のちにコンクリート塀の間に咲く「これぞまさにど根性花!」というものに出会えた瞬間は心が震えました。妥協しなくてヨカッターー!
【最後のひとマスを探して放浪…】
と、時間をかけながらも順調にこなし、いよいよリーチが1列出現!
――しかし、順調なのはここまででありました。
最後の1マス「くものす」が超難易度高しだったのです……。
いざ探してみると驚くほど見つからない蜘蛛の巣……建物の隅や花壇をひとつひとつ目を凝らして必死に探すこと約1時間半。
そろそろ日も暮れるぞと途方にくれながら知らない道をさまよっていたら……あったーーー!
フェンスの下の方にうっすらですが蜘蛛の巣を発見しました‼︎
ビンゴ……! ビンゴーーーーーー‼︎
クモーーー‼︎ 巣を張ってくれてありがとうーーーーー‼︎
景品もハイタッチの相手もいないけれど、達成感と足の疲れでなんだか胸がいっぱいになります。
1列キレイに開いた穴から見える夕方の街は、いつもより広く見えました。
【近所でも大冒険気分を味わえる!】
今回、ビンゴまでかかった時間はトータル約4時間。大人の経験値を頼りにスムーズにビンゴできると思ったものの、想像よりも苦戦してしまいました。
しかしその分ビンゴの感動はひとしお。知らない道やお店に出会う発見もたくさんあり、次のお散歩にも繋がりそう〜!
おさんぽBINGOは4枚入りで500円(税抜)。次はぜひとも「しんせつ」を見つけてみたいなあ。
しばらくは外に出るたびにバッグに1枚忍ばせて、こっそり穴を開ける日々が続きそうです。
参考リンク:ブンケン
撮影・執筆:にのうでプニ子
Photo:(c)Pouch
ぼっち度:★★
充実度:★★★★★★★★★★
足の疲労度:★★★★★★★★