本日9月1日は「防災の日」。
この機会に非常用袋の中身を確認しておきたいところですが……忘れがちなのが「服の備え」!
何を用意したらいいのかわからないという人は、ユニクロのウェブサイト「UNIQLO Sustainability」で公開中の「服の備えチェックリスト」をご覧あれ。
どんなアイテムがどれくらい必要なのか、ひと目でわかるようになっていますよ。
【3日分は用意しておこう!】
ユニクロによる「服の備えチェックリスト」によると、用意しておきたいのは、
・長袖・半袖・下着・靴下・マスク→各3枚ずつ
・ルームウェア→上下1セット
・ルームシューズ・アウター・バッグ→各1つずつ
といったアイテム。目安はズバリ「3日分の衣類」です。
専門家である、高崎健康福祉大学の内田幸子教授によると、「支援物資の衣類が到着するまで3日程度かかると言われている」とのこと。
そのため、絶対に欠かせない下着類と靴下はもちろん、外出時に羽織れるアウターや、避難所内で使えるルームシューズもあると便利!
なおかつ、
・目立たないベーシックな色
・動きやすくストレッチ性に富んでいる
・軽量かつコンパクトにしまえる
・抗菌・消臭機能があり、速乾性に優れている
といった特性を持っているアイテムが好ましい、ということでした。
【「服の備え」は軽視されがち!?】
ちなみに……全国の20〜60代男女2400人を対象にした「災害時の備え」に関する調査によると、「服の備え」をしている人はわずか14.7%。
そのいっぽうで、避難を経験したことのある4人に1人以上が「避難時に足りなかった・あったら良かったもの」として「衣類」をあげていたそう。
これは、避難時の備えとして多くあげられる「懐中電灯」や「救急セット」に匹敵する数です。
【ドキッとした人は今すぐチェック☆】
非常用袋を用意している家庭は多いと思いますが、「服の備え」については「まだまだ」なのかも……。
かくいう私も、気をつけているのは「替えの下着」くらいで、洋服に関してはあまり考えていませんでした。
けれど、備えあれば憂いなし! ユニクロのリストを見て「足りないな」と思ったら、補充しておくことにします!
参照元:UNIQLO Sustainability[非常時の服の備え] [「服の備え」チェックリスト]、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch