料理研究家として幅広い活動をおこなう、土井善晴さん。
2016年に提唱した「食事は一汁一菜で良い」という考え方は、毎日何品もの献立を作るべく格闘していた人たちから、大きな反響を呼びました。
このたびそんな「一汁一菜」の実践版となる、味噌汁と味噌レシピを掲載した書籍『お味噌知る。』が発売となりました!
【暮らしに寄り添うお味噌汁&味噌レシピを公開!】
土井先生が提唱する「一汁一菜」とは、おかずを兼ねた味噌汁を中心にして、主食にご飯やパンを合わせるというスタイル。
とにかく日々の食事作りが楽になるうえに、冷蔵庫にあるものを使って作れるので家庭内のフードロスにもつながるなどいいことづくめなんです!
ただ、土井さんがこれまでに執筆した書籍『一汁一菜でよいという提案』は私も読んだのですが、食に対する考え方がメインでレシピの紹介は少なめ。
そのため、いざ実践しようと思ってもお味噌汁のレパートリーが思い浮かばないときもありました。
そこで、実践本として役立つのが本書。
土井家の旬を楽しむ味噌汁や家庭の冷蔵庫にあるものを使ったユニークな味噌汁、味噌料理などが掲載されており、まさに痒いところに手が届く1冊といえそうです!
【目からウロコ! ユニークな具材の味噌汁レシピも】
たとえば、本書で紹介されている「野菜とソーセージの味噌汁」。
野菜はかぼちゃや玉ねぎなどのほかに、トマトやきゅうり(!)まで。なかなか自分では思いつかない具材のお味噌汁ですが、これがバタートーストとマッチするそう!
何を入れてもいい感じにまとまってくれるのも、お味噌汁の包容力の広さといえるでしょう。
【意外と知らない!? 一人分食べ切りの味噌汁の作り方】
さらに注目したいのは、「一人分食べ切りの分量のお味噌汁の作り方」。
ひと椀の具材とひと椀のお水を小鍋に入れれば、1回食べ切りの量のお味噌汁が作れる……って意外と知らなかった人も多いのでは?
出汁など入れずとも、味付けはお味噌だけでOK。「味噌汁は濃くても、薄くても、厚くても、冷めてもおいしいのです」と土井さん。味噌にまかせておけば、じゅうぶんおいしい1杯に仕上がります。
【長女・光さんとの初の共著としても話題】
土井善晴さんと長女・土井光さんの共著『お味噌知る。』は税込み1760円。
レシピだけでなく味噌にまつわるコラムも掲載されており、食生活から日々の暮らしを整えるためのヒントが詰まった1冊になっています♪
日本が誇る食の宝「お味噌」のすばらしさ、皆さんも本書で知ってみませんか?
参照元:プレスリリース
執筆:鷺ノ宮やよい (c)Pouch