海外スーパーの公式レシピを作ってみるチャレンジ連載【#おうちで外国気分】。
もうすぐやってくるイベントといえば、ハロウィン♪ 意外にもハロウィン発祥の地はアイルランドなんだとか。なんとなくアメリカのイベントかな〜なんて思っていたから驚きですっ。
第7回は、そんなアイルランドのハロウィン定番メニューだという、ひと味ちがった「マッシュポテト」を作りますよ〜!
【主役の名前は「コルキャノン」】
今回挑戦するアイルランド風マッシュポテトの名前は「コルキャノン」。
マッシュポテトにキャベツやケールを加えたもので、ハロウィンの季節定番の郷土料理なんですって。
ご馳走になるような味わい深さというので、ジャガイモ好きとしては興味津々! 日本でもお馴染みのマッシュポテトがアイルランドではいったいどんな風に変身しているのでしょうか。
【見慣れた材料で作れるよ】
参考にするのは、ディスカウントスーパーチェーン「LIDL(リドル)」の公式レシピ。
用意した材料(2〜3人前)は、次のとおり!
・ジャガイモ:3つ
・キャベツ(外側の葉):2枚
・小ネギ:1本
・バター :大さじ1
・生クリーム:大さじ1
・牛乳:85ml
実は公式レシピではケールを使っているのですが、キャベツの外側の葉がケールに似ているとの情報をキャッチ。なので今回は、日本のスーパーでより手に入りやすいキャベツで代用しますよー!
そして、スプリングオニオンも「小ネギ」で代用。スプリングオニオンは日本でいう「分葱(わけぎ)」のようなので、分葱を使えばより本格的になるかも。
家に常備している材料も多いので、作りやすそうです。このほか、お好みで味を整えるための塩とコショウもお忘れなく。
【レンジを使って時短できるよ♪】
それでは、作っていきましょう!
まずはジャガイモを茹でるのですが、ここは電子レンジで時短しちゃいましょ。
皮付きのジャガイモにラップをして、600Wで5分ほど加熱。粗熱を取ったら、キッチンペーパーなどで皮をむきます。この際にしっかり芽を取り除いてくださいね。
つづいて、細かく切ったキャベツにふんわりラップをして、600Wで1分ほどレンチン♪ シャキッと感が残りつつも程よくしんなりするくらいが良いと思います。
ジャガイモはボウルに入れてマッシュします。そこへ牛乳、生クリーム、バターを加えてよく混ぜます。これは、まさに日本でもお馴染みのマッシュポテト。なんならこのまま食べたいぞっ!
そんな気持ちをグッと抑えて、ジャガイモのボウルにレンチンしたキャベツを加えて混ぜます。さらに、小口切りにした小ネギを加えて混ぜ合わせ、塩コショウで味を整えたら……完成〜!
【想像以上のウマさに感動…!】
見た目は、鮮やかな緑色がアクセントのマッシュポテトといった感じ。バターやクリームの濃厚な香りが食欲をそそります。では、熱々のうちにいただきまーす!
なにこれ……シンプルながらもめっちゃ美味しいっ!!!!!!
ベースは親しみのあるマッシュポテト。しかし食材の組み合わせのおかげか、初めて食べる外国料理っぽさもある不思議な感覚になります。
クリーミーなマッシュポテトにキャベツの甘みとシャキシャキ感ってこんなに合うのね! 全体的にミルキーな風味の中で、小ネギの薬味っぽさがイイ感じに隠し味になってる! と、ちょっと感動するウマさです。
思っていたより食べ応えもあって、たしかにこれはご馳走マッシュポテトだわ。ハロウィンの季節関係なく、作りたくなっちゃうよ〜!
【覚えておいて損なしです】
そのまま食べるのはもちろん、パンにのせて食べても相性抜群でした。冷めるとキャベツや小ネギのクセが強くなるので、温かいうちに食べるほうが個人的には好きかも。
肉や魚などメイン料理の付け合わせにもピッタリ! パーティーのときでもササッと作れるし、これからの時期に覚えておいて損のない一品ですぞ。
お手軽度★★★★★(手に入れやすい食材ばかり♪)
外国っぽいゴハン度★★★☆☆(めずらしい組み合わせが新鮮!)
参考リンク:LIDL(リドル)
執筆・撮影:つぼみまい
Photo:(c)Pouch