Hola! 海外で暮らす私・香月実穂が現地で感じた「日本ではありえないこと」や「驚くこと」を紹介するよ!
日本語には「花より団子」や「水と油」など、食べものを使った言い回しがたくさんありますよね。実はこれ、外国語にもあるんですって!
気になったので、スペインで日常的に使われている表現を調べてみました。
「私は悪い牛乳」で「私はスープ」、そして「あなたはチョコレート」?
皆さん、これってどんなときに使う表現かわかりますか? 日本語訳から想像できたら超スゴイ……!
【そっとしておいて欲しいです】
まずは、「私は悪い牛乳(Estoy de mala leche / エストイ・デ・マラ・レチェ)」。
腐った牛乳のようにキツ〜イ臭いがありそうな感じがします。
その答えは……
「機嫌が悪い」状態のこと。
イライラしたり、機嫌をそこねている……そんな状況を指すんだとか。この言葉を言われたら、そっとしておくのが良さそう。
【そんな日もあるよね】
つづいては、「私はスープ(Estoy sopa / エストイ・ソパ)」。
「あ、じゃあ私はスープで」ってランチの注文中? とも想像できるフレーズです。
その答えは……
「私は眠い」状態であること。
連休明けや、夜更かしをした次の日の “寝足りない!” という症状をやんわりと伝えることが出来ます。
このフレーズを言われたら「昨日は何かあったの?」と聞いてあげるまでが会話のセット!
【さすが情熱の国スペイン】
最後は、「あなたはチョコレート(Eres un bombon / エレス・ウン・ボンボン)」。
チョコレートのように甘い人って意味でしょうか。
その答えは……
「あなたは美人 / ハンサム」。
さすがスペイン、相手を褒める表現が豊富です。でも、チョコレートから “美人” や “ハンサム” と瞬時に連想できないですよね。
これを言われたらほめ言葉なのでありがたく受け取りましょう。
【海外の言い回しっておもしろい】
日本にもある食べものなのに、国によって表現が違うのが興味深い! ほかにもどんなおもしろい言い回しがあるのか気になる~!
撮影・執筆:香月実穂
Photo:(c)Pouch