台湾には、かわいい雑貨やレトロな街並み、こだわりたっぷりの台湾グルメやスイーツと出会える場所がたっくさん♪
このシリーズ記事では、台湾在住筆者が女子旅やソロ旅におすすめしたいスポットやお店を、最新の取材情報を元に詳しく紹介していきます。
第2回は、台北の人気観光スポット・迪化街にあるカフェレストラン「同安樂」。レトロな雰囲気の店内で、伝統的な台湾料理をいただけるお店です。
さっそく、街の様子を含めてご紹介します☆
【迪化街のレトロなカフェレストラン「同安樂」】
台北でもっとも古い問屋街・迪化街は、赤レンガ造りの趣ある建物がならぶ、散策が楽しいスポット。
お茶やドライフルーツを販売する問屋店でお土産を購入したり、雑貨やチャイナシューズなどを販売するお店をのぞいたりしていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
そんな迪化街には、ここ数年おしゃれなレストランやカフェがたくさん開店しているのですが、中でもおすすめしたいお店のひとつが「同安樂(トンアンルー)」。
福建泉州同安から台湾に渡ってきた「同安人」の生活にふれつつ、台湾の伝統的な料理や、お茶と中華菓子のセットなどを味わえるお店です。
迪化街の歴史ある建物のつくりをいかした店内は、縦に長く広々としていてとてもきれい。
壁にはオーナーのご家族が着ていた官服が飾られています。
テーブルとテーブルの間隔が広く、ひとりでも居心地がよいのもうれしいポイントです。
【台湾料理の定食が約10種類】
食事メニューはすべて定食スタイルで、約10種類のメニューが提供されています。メニュー表には写真と日本語訳もあるので、安心して選べますよ♪
メインは豚肉、鶏肉、魚、ベジタリアン料理とバラエティーに富んでいて、さまざまなお客さんのニーズに対応できるよう工夫されてるんだな~と感じます。
看板メニューは「雙喜連(あさりと豚肉のひき肉団子)」ですが、今日はこれが食べたい!という気分で選ぶのがおすすめとのこと。
なので、わたしの大好きな台湾の豚足を使った「黃豆蹄花(豚足と大豆の煮込み)」を注文してみました。価格は420元(日本円で約1,930円)です。
【バランスのよい定食料理に舌鼓】
15分ほど経って運ばれてきたお料理は、メインの豚足と大豆の煮込み、ご飯、副菜の盛り合わせ、スープ、季節のフルーツ。
メインの豚足は大きな器に3つも入っていて、食べ応えがありそうです。
さっそくひとくちいただいてみると……皮の部分はぷるっと弾力があり、しょうゆベースの濃い味と肉の甘みがじゅわ~っと広がります。
赤身の部分は身がぎゅっとしまっているものの、噛むたびにほろっと崩れるやわらかさ。臭みはまったく感じず、大豆の自然な甘さもお肉のおいしさをひきたてていて、ご飯がすすみます。
日替わりの副菜は、野菜、干し豆腐、黒きくらげ、大根の漬物といろんな種類をいただけるのがうれしい♪
外食となると食事が偏りがちですが、バランス良くいろんな料理をいただけて、しかも台湾らしさも感じられるのが、このお店をおすすめしたい最大のポイントです♡
【ソロ旅にも女子旅にも】
「同安樂」の定食の価格帯は380~450元(日本円で約1,750~2,070円)にサービス料10パーセントと安くはありませんが、居心地のよさ、食事のおいしさ、迪化街という立地をトータルで考えると、旅先で訪れるレストランとしてピッタリ。
ソロ旅や女子旅はもちろん、大切な方をもてなしたい時にも安心して紹介できるお店なので、ぜひ足を運んでみてくださいね♪
■今回紹介した店舗の情報
店名:同安樂
住所:台北市大同區迪化街一段242號1 樓
営業時間:11:00~21:00
定休日:なし
※日本円への換算は、2022年11月現在のものです
参考:同安樂Facebook
撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch