台湾には、かわいい雑貨やレトロな街並み、こだわりたっぷりの台湾グルメやスイーツと出会える場所がたっくさん♪
このシリーズ記事では、台湾在住筆者が女子旅やソロ旅におすすめしたいスポットやお店を、最新の取材情報を元に詳しく紹介していきます。
第1回は、陶磁器の街「鶯歌(イングー)」。台北の市街地からは少し離れていますが、レンガ造りの街並みと可愛い茶器との出会いをゆったりと楽しめるスポットです。
さっそく、街の様子やランチにぴったりのお店などをご紹介します☆
【陶器の街・鶯歌ってどんな場所?】
鶯歌は、ガイドブックなどにはよく掲載されている街。でも、台北からは少し離れているので、実際に行ったことがある方は意外と少ないかもしれません。
アクセスは台湾鉄道で台北駅から各駅停車(區間車)にゆられること約30分。台湾の交通ICカード・悠遊卡(ヨウヨウカー)でも乗車可能です。半日ほどかけてゆったり楽しむにはちょうどいい距離なんですよ〜!
というわけでやってきた鶯歌。レトロ可愛い駅舎は、ついつい写真を撮りたくなっちゃいます。
目指すは駅から徒歩10分ほどの「鶯歌陶瓷老街」という古い街並み。石畳の道の両端にはヤシの木が植えられていて、落ち着いた雰囲気でありながらも南国の風情を感じます。
この通りには、陶磁器を販売するお店がとにかくたくさん。高級なものから日常使いできる食器や茶器まで、ありとあらゆる陶磁器が販売されています。
雑貨好きの方は、お気に入りのものを探しているうちに、あっという間に時間が過ぎていってしまうかも……♪ 台北の市街地で買うよりたいていリーズナブルなのも、うれしいポイントです。
【台湾花布の茶器がかわいすぎる~!】
中でも「鶯歌老街陶館」という建物内にある「友緣茗茶(ヨウユエンミンチャ)」というお店が、わたしのお気に入り。
館内には陶器や烏龍茶、雑貨を販売する小さな店舗がたくさん入っているのですが、同店は台湾花布が描かれた茶器や湯のみの種類が他店よりも充実しているんです。
ちなみに台湾花布とは、牡丹や四季折々の小花などを色鮮やかな生地にプリントした台湾の伝統的なデザインの布地のこと。
赤、水色、薄紫、ピンク、クリーム色の台湾花布柄の茶器が整然と並べられている様子に目がうばわれます♡ この鮮やかさ、まさに台湾!
価格は1個60元(約280円)から。
お土産にも良し、旅の思い出として自分用にしても良し。台湾花布柄の茶器を買うなら、ぜひおすすめしたいお店です。同店では台湾烏龍茶も販売されているので、茶葉と一緒に購入するのもよいですね。
【ランチにはパイコー飯(排骨飯)を!】
せっかく鶯歌に来たなら、ぜひ散策の合間に現地の有名店でランチを味わってみてください♪
わたしのおすすめは、老街内にある「厚道飲食店(ホウダオインシーディエン)」です。12時を過ぎると、あっという間に満席になってしまうほどの人気ぶり。
看板メニューは、ご飯のうえに大きな豚スペアリブのカツがどどんとのった「パイコー飯(古早味排骨飯)」。野菜やタケノコ、煮卵など、日替わりの副菜も一緒にのせられています。
メイン料理を注文するとドリンクが5元引きになるのもうれしい♡ アイスレモンティーと一緒に注文して、合計価格は145元(約670円)です。
豚スペアリブはしっかり厚みがあり、外側の衣はサクッと中のお肉はジューシー。甘辛いタレの味もご飯がすすみますっ!
鶯歌には他にも、陶芸文化に触れることのできる博物館「鶯歌陶瓷博物館」などの見どころもあります。いつか台湾に来られた時には、ぜひ鶯歌への半日トリップを計画してみてくださいね♪
■今回紹介した店舗の情報
店名:友緣茗茶
住所:新北市鶯歌區重慶街99號 鶯歌老街陶館A-05
営業時間:11:00~18:00
※日本円への換算は、2022年10月現在のものです
参考リンク:友緣茗茶Facebook
撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch
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