『ミッドサマー』や『ヘレディタリー / 継承』で世界中を恐怖に陥れたアリ・アスター監督。
待望の新作映画のタイトルは『Beau Is Afraid(原題)』! 2023年1月10日にYouTubeで公開された予告動画が話題になっています。
主演を務めるのは『ジョーカー』での怪演で注目を集めたホアキン・フェニックスさんです。気になるその内容とは……?
【ちょこっとしか情報がない!】
4月21日に全米公開予定の新作映画『Beau Is Afraid』。公式発表では、
「妄想癖のある男が母のもとに帰るために壮大な旅に出る。脚本・監督のアリ・アスターによる大胆かつ巧妙な堕落劇の新作」
ということしか明らかにされていません。情報が少ないぶん、なおのこと不穏だわっ!!!
【意味深なセリフだな…】
ストーリーのヒントとなるであろう予告編は、ホアキンさん演じる主人公・ボーが過去を振り返るシーンからスタート。
若かりし頃の母がまだ幼いボーに、
「パパがあなたに受け継がせたものを申し訳ないと思ってる。でも私は子どもが欲しかったの、人生において最も素晴らしい贈り物が」
と語りかけたあと「きゃあああああああ」と絶叫! やがて場面は一変し、大人になったボーが友人らしき男性に「明日、母のもとを訪ねるよ」と宣言するのです。
【いったい何が起きているのか】
ボーが来ると知った母は「明日会えるのをとても楽しみにしてる。あなたは私の天使よ、愛してる」と上機嫌ですが、ボーはなぜだか浮かない顔。
しかも外では暴動(?)が起きているようで、家から出られない様子です。
意を決して外に出たボーは、混沌の中で車にひかれて、謎の施設に収容されて、怖くなってガラスを突き破り逃走! 夢中で走ったその先に待っていたのは、夢とも現実とも思えるような不思議な世界でした。
【ホラーファンが沸き立っております】
予告動画が解禁されるや否や世界中のホラーファンが沸いた本作。
一部報道では「上映時間4時間の悪夢」「悪夢的コメディ」「強い暴力的内容、性的内容、生々しいヌード、薬物使用、言語によりR指定を受けた」などという噂が飛び交い、ホラーわファンとしては、ますます期待が高まってしまいます。
予告動画を見た視聴者からは、
「アリ・アスターに神の祝福を」
「サイコホラーの新しい例となるかもしれない」
「この惑星において創造的で奇妙な映画ほど楽しいものはない。美しい」
といった声が寄せられていました。日本公開は未定のようですが、ぜひとも上映してほしい……!
参照元:YouTube、A24
執筆:田端あんじ (c)Pouch