2023年3月17日からマイラボ渋谷で開催されるのは、ちょっと……いや、かなり異質なイベント。なぜなら、会場には100枚を超える怪文書が貼られ、異様な雰囲気を醸し出している、「怪文書」をテーマに開催されるんです!
不確かなネット上の情報を「怪文書」に見立て、あらゆる情報から物語の背景に思いをめぐらすという考察型の展覧会『怪文書を読みましたか』。
……うーん、やっぱりどう考えても普通じゃないわっ!!!
【100枚超の怪文書を展示】
数々の恐怖体験を生み出してきた会社「闇」が、人気ホラー作家の「梨」氏と開催する今回の展覧会。
怪文書とは、“意味不明な主張をしている文章” のこと。会場には、
「いつもこの道をとおっててるかたたちへ。もうすぐなのでこの道は1ヶ月くらいはここは通りないほうがいいです どうしても通るときは同じようにふせてください」
と手書きで書かれたものや、顔写真とともに「探しています!」との文字が大きく書かれた掲示物風のもの。
さらには「先生、今までありがとうございました。」から始まる、ノート1ページに書かれた手紙のようなものなど……まじな怪文書が展示されています。
それぞれてんでばらばらで、一見すると不可解に思えますが、これらの怪文書をじっくり読み解き、考察していくことで真理が理解できてくるはずだといいます。
いったいそこにはどんな物語が隠されているのでしょうか。
【ガチャや物販コーナーも!】
さらに、会場内には怪文書を書けるコーナーや怪文書ガチャ、物販ブースも用意。
怪文書ガチャにはなんと、会場に貼られている怪文書のコピーがA4サイズで入っているそう。これは眺め返すたびに、怪文書を目にしたときのゾクリとした感覚が蘇ることでしょう……。
【自分なりの答えを見つけよう】
『その怪文書を読みましたか』は4月2日までの開催。平日13時~19時、土日祝日は12時~20時までで、料金は税込み500円です。
一部の怪文書には梨氏による解説があるそうですが、展覧会全体における答えの用意はなし。来場者それぞれの考える力にゆだねられています。
そうした点も非常にユニークな展覧会。ぜひ怪文書を読み、考え、話し合い、皆さんなりの物語を見つけてみてください!
※当日整理券制で、会場入口の扉に貼られたQRから整理券を発券する必要があります。発行時間は平日13時~18時半、土日祝日12時~19時半。
参照元:プレスリリース、『その怪文書を読みましたか』公式サイト、Twitter @yomimashitaka
執筆:鷺ノ宮やよい (c)Pouch