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【台湾夜市のおすすめ屋台グルメ】鶏肉と生姜たっぷり薬膳スープ「麻油鶏」/台北の中心地にあるのに観光客少なめの人気店がおすすめです!

2023年3月27日


台湾旅行での楽しみのひとつが、食べ歩き! 特に屋台がずらっと並ぶ夜市を歩いていると、現地の熱気を感じてワクワクするんですよね。

このシリーズ記事では、台湾在住の筆者が夜市でぜひおすすめしたい屋台グルメを、最新の取材情報を元に詳しく紹介していきます。

今回は、台湾で定番人気の薬膳スープ「麻油鶏(マーヨージー)」。台北にある夜市「遼寧街夜市(リャオニンジエイエシー)」の人気店で、鶏肉たっぷり薬膳スープを味わってきました♪

【麻油鶏ってどんな料理?】

「麻油鶏」とは、いわゆる薬膳スープ。骨付き鶏肉を生姜といっしょにごま油で炒め、米酒で煮込んで作られています。

食べすすめるうちに身体がポカポカあたたまってくるので冬はもちろん、台湾では産後の女性が力をつけるために食べる習慣もあるんだとか。

定番は鶏肉が入った「麻油鶏」ですが、お店によって豚肉が入った「麻油赤肉湯(マーヨーチーロウタン)」や白身魚が入った「麻油鮮魚湯(マーヨーシエンユータン)」もありますよ。

【遼寧夜市の人気店「阿圖麻油雞」】

台湾には麻油鶏の専門店がたくさんあります。せっかくなら、遼寧街夜市にある人気店「阿圖麻油雞(アートゥーマーヨージー)」がおすすめ。

注文方法は、カウンターで注文票をもらい、席について記入するスタイル。「桌號」と書いてある欄にはテーブルにある番号を書きましょう。

スープだけならば左側の欄に数量を、麺を追加する場合は右側の「加麵線」の欄に数量を記入します。数字は英数字でも、正の字でもOK!


また、店内で食べる場合のみ「豚レバー(豬肝)」をプラス20元で追加可能です。「備註」の欄に「加豬肝」と書いておきましょう。

全て記入し終わったら、カウンターに持って行き、注文票を渡してお会計を済ませます。トッピングをプラスした場合は、指を差して強調しておくと安心です。

メニューに迷ったらお店の方に相談してみてくださいね。

【鶏肉とレバーたっぷり具沢山スープ♪】

今回私が注文したのはこちら

・スープ:「麻油鶏」(145元)
・麺(20元)と豚レバー(20元)を追加
・季節の茹で野菜の青菜を1皿(40元)

これで、合計は225元(約990円)です。

到着したのは、ぶつ切りの骨付き鶏肉がドドーンと4つものった、迫力のある見た目の「麻油鶏」。まずはスープをひと口いただいてみましょう。

う〜ん……お酒とごま油が強めにきいたコクがすごい!!!

でもしつこいコクではなく、生姜のおかげで意外にもすっきりした味です。

鶏肉は骨付きでちょっぴり食べにくいけど、ワイルドにガブっとかぶりついてジューシーな鶏肉を堪能して。

追加した「豚レバー」は臭みもなく、柔らかくて食べやすいし、細い「麺」はスープとよく絡みます。

実はお楽しみはこれだけではなく、「蒜蓉醬(スアンロンジャン)」というトロっとしたニンニク醤油ソースを鶏肉や豚レバーにつけて食べるのもおすすめ。

味変にもなるし、おいしさをより引き出してくれますよ……♡

【ローカル感たっぷりな夜市を散策】

今回訪れた遼寧街夜市の最寄り駅は、台北MRT南京復興駅。台北の中心地というアクセスのいい場所にありながら、観光客は少なめ(!)。知る人ぞ知るローカル色の強い夜市です。

台北旅行の際は、ぜひ地元民の熱気を感じつつ「麻油鶏」を味わってみてくださいね♪

■今回紹介した店舗の情報

店名:阿圖麻油雞(遼寧店)
住所:台北市中山區遼寧街39號
営業時間:11:00~21:00
定休日:日曜日

※日本円への換算は、2023年3月現在のものです

参考リンク:阿圖麻油雞(台湾)
撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch

▼この日の「青菜(季節の茹で野菜)」は、ほうれん草。やさしい味つけで箸休めにぴったりです♪

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