インスタグラムやツイッター、TikTokなどSNSのアカウントを持っている人も多いと思いますが、どんな使い方をしていますか?
皆さんの中には、子どもの写真を投稿するときに「あれ、この写真ってアップして大丈夫かな?」「何かトラブルになったらどうしよう?」と不安になったことがある人もいるのではないでしょうか?
今回は、そんな不安を感じたときの目安になる専門家が監修した「SNSに “子どもの写真” を投稿する上でのガイドラインとなる7つのポイント」を紹介します。
これまでのSNSへの投稿の仕方を振り返るとともに、今後子どもの写真を投稿するときの参考にしてみてください!
【気をつけたい7つのポイント】
家族・子ども向け出張撮影プラットフォーム「フォトワ(fotowa)」の公式サイトに公開された「SNSの “子ども写真” 投稿ガイドライン」。
10代のSNS利用実態や情報リテラシー教育を専門分野とするITジャーナリストで成蹊大学客員教授の高橋暁子氏監修のもと、次の7点が挙げられています。
①個人情報を出しすぎない! 情報の組み合わせが危険に
②「裸」は絶対NG! これだけは気をつけよう
③〈映り込みに注意〉住所を特定させない
④〈本名は出さない〉できるだけネット専用のニックネームを
⑤子どもの立場に立って考えよう 「デジタルタトゥー」にならないために
⑥投稿前に確認 一緒に写った人は公開OK?
⑦公開範囲も検討すること
高橋さんによると、
「顔や名前、住所など、いくつかの情報が組み合わさると、住所や通っている学校、生活圏の特定や身バレの可能性があります」
とのこと。自宅の1~2キロ圏内の写真は場所がわかる情報が写り込んでいる可能性があるので、投稿を避けるのがベストでしょう。
またプライベートなことを投稿したい場合は、限定公開のプライベート用アカウントを作るのがおすすめ。そうすることで、特定のリスクやトラブルをさらに避けることができます。
親にとってはただただ愛らしく感じられる写真。シェアしたい気持ちは十分にわかりますが、世の中にはどんなことに悪用する人がいるかわかりません。
また、子どもにとって不利益な情報が残り続けてしまわないよう、注意したいですね。
【SNSと上手に付き合おう!】
フォトワがおこなった「子ども写真のSNS投稿に関するアンケート」によると、約9割の人が子どもの写真をSNSに投稿することのリスクを把握しているも、対策に自信があると回答した人は約半数という結果が出ています。
中には、「知人から苦情を受けた」「個人情報を特定された」など実際にトラブルにつながったことがあるという人も……。
SNSに子どもの写真を投稿することは、つながりを感じることで孤独にならなかったり、子どもを愛しいと思う気持ちを共有できたりと素敵な面ももちろんあるかと思います。
だからこそ、今回のような気をつけるべきポイントをしっかり把握した上で、SNSとうまく付き合うようにしましょ♪
さらに詳しい情報は参照元のフォトワのサイトをご覧ください。
参照元:プレスリリース、フォトワ
執筆:鷺ノ宮やよい (c)Pouch