『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』『グランド・ブダペスト・ホテル』『犬ヶ島』など、数々の名作を世に出してきたウェス・アンダーソン監督。
最新作は、盟友ロマン・コッポラさんと共に原作を手がけた映画『アステロイド・シティ(原題:Asteroid City)』です。
映画公開に先がけて、このたびスチールビジュアル4枚が解禁されました。豪華すぎるキャスト、そしてウェス・アンダーソンすぎる世界観……なにもかもが息をのむほど美しい!
すでに公開されているアメリカ版予告映像とあわせてチェックしていきましょう。
【この世界観は完全に…!!】
ウェス・アンダーソン監督作品といえば、ミルキーなパステルカラーやシンメトリーな構図でおなじみ。
3月30日にYouTubeで公開されたアメリカ版予告にも、こうした特徴が盛り込まれており、どの場面を切り取ってもウェス・アンダーソン! どこかノスタルジックな世界観もウェス・アンダーソン作品ならではといえましょう。
物語の舞台は1955年のアメリカの架空の砂漠の町・アステロイドシティ。全米から生徒とその保護者が集まり、天文学にまつわるジュニア・スターゲイザー大会が開催されます。
予告編には、車の故障によりアステロイド・シティに足止めされた家族が登場。
次々に集まってくる個性豊かな人々が会話を交わすなか、なにかが不時着(?)したり、UFOらしきものが下りてきたりと、SF作品を彷彿とさせるハプニングが次々起こるのです。
【なんて豪華なキャストなんだ…】
まだまだ未知な部分が多い本作。しかしながら、その独特な世界観に秒で惹きこまれてしまうことでしょう。
そして、本作に出演しているキャストが、あまりにも豪華すぎる〜〜〜!
『グランド・ブダペスト・ホテル』や『ダージリン急行』に出演しているジェイソン・シュワルツマンさんをはじめ、ティルダ・スウィントンさんやエドワード・ノートンさんといった “ウェス・アンダーソン組”。
そして、トム・ハンクスさん、スカーレット・ヨハンソンさん、スティーヴ・カレルさんも名を連ねているんです。
さらには、実写映画『バービー』が話題のマーゴット・ロビーさんや、Netflixドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』ロビン役でおなじみのマヤ・ホークさんも出演! ウェス・アンダーソンすぎる世界に違和感なく溶け込むキャストたちに注目してみてください。
【いつ公開されるの?】
第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門への出品も決定している『アステロイド・シティ』。アメリカでの予告編公開直後に国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks」でトレンド1位を獲得した話題作です。
日本での公開は2023年9月1日から。今後の続報も要チェックですよ〜!
参照元:YouTube、Twitter @asteroidcity_jp、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:©2022 Pop. 87 Productions LLC