毎日きちんとしたご飯が食べたいけれど、仕事や育児に追われて忙しい……。
そんな日々を送っていると、料理に手間をかけるのは大変だし、もはや気力すら湧いてこないこともあります。
そんなときの強〜い味方になってくれそうなレシピ本、見つけちゃいました。
道具も材料も調理方法もすべてがミニマル。食事を作るのが億劫にならない、ひとり暮らしにもピッタリなメニューがそろっているんです〜!
【ミニマルレシピの極意とは】
フランスやスイスで料理の腕を磨いてきた料理家・上田淳子さんによる『フランスの台所から学ぶ 大人のミニマルレシピ』(世界文化社)。
上田さん流・ミニマルレシピの極意はこちらです!
・必要最低限の調理だからレシピ要らず
・10〜15分で完成
・作り置きは必要ない
・道具は1つ&調理方法は2つ
・味付けは塩だけ
・基本は「たんぱく質+野菜」のワンプレート
【これなら挑戦できそう!】
用意するものはフライパン1つのみ。調理方法は「焼く」か「軽く煮る」。肉もしくは魚のメイン料理に、季節の野菜やソースを加えれば完成します。
味つけは塩だけなので、調味料の配合は不要。塩の分量は、肉100〜120gあたり「ふたつまみ(約1g)」でいいんだとか。
これさえ覚えておけばいいので、わざわざレシピを見返さなくても作れちゃうというわけ♪ 材料に火が通るのを待っているあいだに、後片付けまで終わっちゃうかも!
【物足りない人は「副菜」も】
本書では、物足りない&時間に余裕があるときに添えたい「副菜レシピ」も提案されています。
副菜レシピの基本は「シンプルな野菜料理」。エチュベ(蒸し煮)、ソテー、マリネ、スープ、サラダの5つの調理法があれば、同じ野菜が続いても飽きずに食べられるんだとか
ちなみに著者の上田さんいわく、フランスにおける簡単副菜の定番は「買ってきたハムやパテ」「切っただけのトマト」「マヨネーズをかけたゆで卵」とのこと。
メンドクサイときは、このままマネしちゃうのもありかも……!
【料理初心者にも◎】
料理に手間をかけたくない人はもちろん、料理初心者にも向いていそうな『フランスの台所から学ぶ 大人のミニマルレシピ』。
塩は素材の魅力を引き出す力があるので、改めて食材のもつ本来の旨みに気づけそうです。
お値段は税込み1870円。毎日の料理のお供にいかがでしょうか。
参照元:世界文化社、プレスリリース、Amazon、楽天
執筆:田端あんじ (c)Pouch