おうちで食育を始めてみたいな〜って思ったら……! みんな大好きな「おにぎり」から始めてみるのはいかがでしょう?
2023年7月に発売された「まほうのわくわくおにぎり」はSNSで人気の「まいのおやつ」さんの初の絵本。
その主役はズバリ、おにぎり! 思わずお腹がすくようなおいしそうなお話は、食育絵本としてもぴったりなんです。
KADOKAWAからPouch編集部に絵本が届いたので、3歳の親目線でレポいたします☆
【読むだけでお腹が減るよ】
絵本「まほうのわくわくおにぎり」(株式会社KADOKAWA/ 税込1430円)はSNSで人気の「まいのおやつ」さんの初の絵本。
まほうのおにぎり屋さんを舞台に、お店に並ぶおにぎりたちが出来上がるようすが優しいタッチのイラストで描かれています。
登場するおにぎりは全部で20種類。そのうち3種類がフィーチャーされているのですが、作り方や「とくちょう」が描かれているので、まるでレシピ本のようなんです。
絵本を読めば自然と「食べてみたい!」「作ってみたい!」という気持ちがむくむくわいてくる〜!
【ピーマンおにぎりが食べてみたいっ】
なかでも私が気になったのが、「ピーマンとツナのなかよしおにぎり」です。
苦手な子も多いピーマンですが、ツナの油と炒めると苦みが少なくなるんだとか……。これ、試してみたいっ!
と思ったら、絵本の最後に詳しいレシピも載っているではないですか〜!!
みてみると、材料も少なめ&どれも子どもと一緒にも作れそうなレシピばかりです◎
【レシピを参考に作っちゃお】
ということで、実際に「ピーマンとツナのおにぎり」を作ってみることに!
用意するのはピーマン2個とツナ缶だけです。
ポイントは絵本にあったとおり、ツナ缶の油を使うこと……! 粗みじん切りにしたピーマンとツナとしょうゆやお砂糖でいためるのですが、この時点で食欲ましましないい香り〜!
仕上げに、絵本のように「おいしくなあれ」とまほうをかけて握れば、「ピーマンとツナのなかよしおにぎり」ができあがり。
3歳の子どもに見せてみると「絵本のおにぎりだ!」と大喜び。こういうの、子どももときめくよね……!
いざいただいてみると、ピーマンの苦味をほとんど感じないほど食べやすくなっていてびっくり! ツナのうまみもおにぎり全体にしみしみで、パクパク食べちゃいました!
ちなみに子どもが実際に食べてくれたか……というと、まだピーマンの見た目が気になって今回は残念ながら断念してしまったのですが、興味は深々のご様子。
普段は見向きもしないことを思うと、これだけでも大きな意味があるな〜と親としては大満足です◎
【おにぎりならチャレンジもしやすい♪ 】
「食べるものに興味を持ってもらいたい」と思っても普段から子どもと一緒にお料理を……というのは実際なかなか難しいもの。だからこそ、絵本の中で食材からおにぎりが出来ていく様子をみられるのは、興味を持つきっかけになりそうです。
絵柄はもちろん、おにぎりというテーマも含め、とってもやさしい食育絵本でした。
対象年齢は2歳からなので、はじめての食育絵本としてオススメですよ♪
参考リンク:株式会社KADOKAWA、楽天
撮影・執筆:にのうでプニ子
Photo:(c)Pouch