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【読書の日】年間100冊以上読む本好きライターが「2023年本屋大賞」ノミネート全10作の魅力を全力で紹介

2023年10月27日

10月27日は読書の日。というわけで、年間100冊以上の本を読む読書好きライターが2回にわたって本の魅力をお届けします♪

今回ご紹介するのは、「2023年本屋大賞」ノミネート10作品

すでに大賞は今年4月に決まっていますが、今をときめくラインナップになっていて秋の読書にうってつけです。

さまざまなジャンルの作品が並んでいて、きっと皆さんも興味を感じる1冊が見つかるはず……!

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【本屋大賞ってどんな文学賞?】

2004年にスタートした「本屋大賞」は、全国の書店員の投票によって過去1年間に刊行された日本の小説からノミネート作品と受賞作が決まる文学賞。

読者に身近な書店員さんが「みんなに読んでほしい!」と思うまさに今イチオシの本が毎年ノミネートされています。

【1位~10位の各作品を紹介!】

■1位『汝、星のごとく』(凪良ゆう)

2023年度の大賞にも輝いた作品。瀬戸内の小さな島で育った女子校生・暁海(あきみ)と転校生の櫂(かい)が織り成す15年におよぶ愛の物語。

涙なしには読めない、ある意味最高の純愛モノ。個人的には同じ著者の『滅びの前のシャングリラ』もおすすめです!

どんな人におすすめ?:恋愛モノが好きな人、泣ける作品を読みたい人

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■2位『ラブカは静かに弓を持つ』(安壇美緒)

国内の音楽著作権団体に勤める橘 樹(たちばな いつき)はある日、業界最大手の音楽教室へ潜入調査を命じられ、講師・浅葉のもとでチェロを習い始めるがーー!?

「音楽×スパイ」という異色の設定が面白い! ドキドキハラハラしながらも最後は温かな感動が広がります。

どんな人におすすめ?:クラシック音楽が好きな人、美しい男性が出てくる作品が好きな人

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■3位『光のとこにいてね』(一穂ミチ)

古びた団地の片隅で出会った小学2年生の少女、結珠(ゆず)と果遠(かのん)。愛と運命に導かれたふたりの四半世紀におよぶ物語が描かれます。

着るもの、食べるものから暮らしぶりまでちがう少女たちの対比がリアル。「性別や属性に関係なく寄り添い合う関係性」というのは最近の注目すべきテーマなのかも。

どんな人におすすめ?:シスターフッド作品が好きな人、切ない気持ちに浸りたい人

参考リンク:文藝春秋楽天Amazon

■4位『爆弾』(呉勝浩)

東京の野方署に連行された、一見とぼけた風貌の中年男。彼の予言通りに爆弾が爆発し始め、都内は大パニックに! 警察 vs 爆弾魔の心理戦のゆくえは……!?

とにかく爆弾魔の中年男が不気味!!! 失うものを持たない「無敵の人」は、社会が生み出した超特級呪物なのかも……。

どんな人におすすめ?:警察小説好きな人、サスペンス・ミステリー好きな人

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■5位『月の立つ林で』(青山美智子)

長年勤めた病院を辞めた看護師、夢をあきらめきれない芸人、娘の妊娠を突然聞かされた二輪自動車整備士の男性など、ポッドキャスト『ツキない話』の月に関する語りに心を寄せるリスナーを中心に描かれる連作集。

ほんわか心が温かくなる読後感は著者の持ち味! 9月に発売された『リカバリー・カバヒコ』も話題です。

どんな人におすすめ?:温かな気持ちになりたい人、ヒューマン・ドラマが好きな人

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■6位『君のクイズ』(小川哲)

クイズ番組で問題が1文字も読まれぬうちに正解したクイズプレイヤー。その優勝はヤラセなのか、それとも……。

「競技クイズ」というテーマがユニーク。クイズプレイヤーの世界ってこんなに奥が深いとは!

どんな人におすすめ?:サスペンスは好きだけど殺人など怖いのは嫌な人、天才の思考回路をのぞいてみたい人

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■7位『方舟』(夕木春央)

方舟(はこぶね)のような形状の地下建築に閉じ込められた9人。しかも館内には水が流入し始めた上に殺人事件まで発生し……!? 最後に生き延びるのは誰なのか?

「山奥の密室」「連続殺人」「容疑者集めての推理披露」などあるあるなミステリ感がたまりませんっ。こんなラスト、予測できる人いるの~~!?!?

どんな人におすすめ?:新本格ミステリー系が好きな人、予測不能なラストが好きな人

参考リンク:講談社楽天Amazon

■8位『宙ごはん』(町田そのこ)

育ての母と離れ、生みの親である女性・花野と暮らし始めた少女・宙(そら)。彼女の食と成長を描いたおいしくてせつない物語。

52ヘルツのクジラたち』『星を掬う』もそうですが、この著者の作品には苦しみも多いけれど同じぐらい温かさや希望もあって、毎回涙なしには読めないほど感動しちゃいます。

どんな人におすすめ?:食が出てくる小説が好きな人、感動で心を揺さぶられたい人

参考リンク:小学館楽天AmazonYouTube

■9位『川のほとりに立つ者は』(寺地はるな)

カフェの店長を務める清瀬のもとに、ある日病院から電話が。隠しごとをされたことから疎遠になっていた恋人・圭太が、暴力沙汰を起こして階段から落ち、意識不明の状態で運ばれたといいます。彼に隠された真実とは……!?

人を信じること、理解することについて改めて考えさせられる物語。ミステリー要素がありながらも希望のあるラストに救われます。

どんな人におすすめ?:救いや癒やしを感じたい人、心のデトックスをしたい人

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■10位『#真相をお話しします』(結城真一郎)

嘘や隠しごとなど、日常に潜む小さな違和感をテーマにした全5編の作品集。タイトル通り、最後に明かされる真実には背筋が凍るものもあって目が離せません。

YouTuberやパパ活などを取り上げているのが今っぽい。それだけに、自分と隣り合わせの誰かの生活をのぞいているかのような、身近なスリルや怖さにぞくり!

どんな人におすすめ?:イヤミス(嫌な気持ちになるミステリー)が好きな人、「他人の不幸は蜜の味」タイプの人

参考リンク:公式サイト楽天Amazon

【本選びの参考に♪】

こうして見ると本当に多彩なジャンルの小説が集まっている「2023年本屋大賞」ノミネート作品。

皆さんが気になったタイトルはどれでしょうか? 秋の夜長、コーヒー片手に本を読む贅沢なひとときをぜひ楽しんでみてください~!

参考リンク:2023年本屋大賞 オフィシャルサイト、特集ページ 楽天Amazon
執筆:鷺ノ宮やよい

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