子どもができたら、いつかは考えなければいけない「子ども部屋」の問題。
ある調査によると、子ども部屋を用意したタイミングで最も多かったのは「小学校入学前後」だったそう。ただ、多くの人が子ども部屋に対してメリット・デメリットがあると考えていることも明らかになったんです……!
【部屋はいつ用意するべき?】
訳あり物件買取ナビが、小学生〜高校生までの子供がいる500名を対象に実施した調査によると、「子ども部屋を用意したタイミングは小学校入学前後」と回答した人は最多となる123名。全体の約1/4を占める結果となりました。
続く2位は「中学校入学前後」(54名)となり、いずれも進学を機に子ども部屋を用意していることがわかります。3位以下の結果は次のとおりです!
3位 小学校高学年(53名)
4位 3歳未満(46名)
5位 小学校低学年(36名)
6位 幼稚園・保育園(31名)
7位 家の購入・引越しのとき(27名)
私には子どもがいませんが、ある友人は、海外さながら子どもが幼児の頃から1人部屋を与えていたし、別の友人は小学校を卒業するくらいまで同じ寝室だったよう。そもそも、家の広さも関係してくるので、結局は人それぞれじゃないでしょうか。
【メリット・デメリット】
今回の調査で興味深かったのは「子ども部屋があることのメリット・デメリット」です。それぞれのTOP5はこちら!
<メリット>
1位「リビンクが散らからない」(143名)
2位「プライバシーを守れる」(105名)
3位「自立心が芽生える」(87名)
4位「勉強しやすい(85名)
5位「集中できる場所になる」(35名)
<デメリット>
1位「子ども部屋が汚くなりがち」(188名)
2位「何をしているかわからない」(102名)
3位「部屋にこもってしまう」(95名)
4位「コミュニケーションが減る」(48名)
5位「ゲーム・スマホの時間が増える」(31名)
子ども部屋を持つメリットにおいて注目したいのは2位「プライバシーを守れる」。子どもを持つ親たちからは、
「子どもたちも外で頑張って帰ってくるので、1人でほっとしてゆっくりできる部屋があることで、疲れをとれる」(40代 女性)
「プライバシーが守られ、精神の安定につながる」(50代以上 女性)
といった声が寄せられていました。元気に見える子どもでも、人知れず疲れやストレスをためている可能性もあります。私自身も、1人の時間がないと我慢できない子どもだったので(笑)、プライバシーは守ってあげたい!
続いて注目したいのはデメリット2位「何をしているかわからない」です。
「目が届かない=勉強せずに遊んでいるのではないか」と考える親は、今も昔も変わらず多いと思うのですが、現代においては「SNSいじめ」など人間関係のトラブルに巻き込まれている可能性もあります。
だからこそ、目をかけてあげたい。だけど、プライベートな空間も与えてあげたいーーー。さて皆さんは、この結果をどう思うでしょうか。
参照元:訳あり物件買取ナビ、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:ぱくたそ
▼ちなみに子ども部屋の環境に関する悩みの1位は「狭い」(89名)でした