夏になると増えるのが水難事故。実は、子どもが溺れた際の救助アイテムとしてあるお菓子が役立つことを皆さんはご存じでしょうか。
そのお菓子とは……ポテトチップス!?
この夏、関西地区で開催される「WaterSafety 教室」では、「未開封のポテトチップスの袋を抱え、子どもたちがプールや海で浮いて救助を待つ」という体験ができるそうなんです!!
【未開封のポテチが命を救うかも】
子どもの水難事故予防を啓発するNPO法人「アクアキッズセーフティープロジェクト(AQUAkids safety project)」が毎年開催している「WaterSafety 教室」。
「お友達が溺れたら?」「もし、自分が溺れたら?」を考え、ライフジャケット体験などを行うことで、命を守るための「安全水泳」を子どもたちに伝えています。
そこに昨年から自社商品の「ポテトチップス」を協賛しているのが、スナックメーカーの湖池屋。
ポテトチップスの袋には空気が多く含まれていて浮くことできるため、未開封のポテトチップスの袋を抱えてプールや海で浮く練習もおこなわれているそうなんです!
ポテチの袋が水難事故の際に役立つだなんて、これは目からウロコ……!!!
子どもが海や川で溺れた際、たまたまおやつ用にバッグに入れていたポテトチップスが命を救うなんてことが本当にあるかもしれませんね。
ただし、穴が開くなどすると浮力が失われるため救命用具にはならないそうですので、そこは注意が必要です。
【兵庫や大阪で開催予定】
「WaterSafety 教室」は2024年6月から7月にかけて、西宮ウィンドワードセーリングクラブ(兵庫県西宮市)や尾崎スイミングスクールTeeeP三日市校(大阪府河内長野市)などで4回の開催が予定されています。
ちなみに、練習で使ったポテトチップスはそのまま子どもたちがおみやげとして持ち帰るとのことで、子どもたちにとっても楽しい(おいしい)体験となりそう。終了後はポテトチップスを食べながら、家族や友だちとその日の振り返りをするのもいいですね!
参加はメールにて受付中。追加開催の可能性もあるそうですので、詳しく知りたい方はアクアキッズセーフティープロジェクトまでお問合せください。
参照元:NPO法人AQUAkids safety project、プレスリリース
執筆:鷺ノ宮やよい