SNSがなかったころは、恋人と別れたらそれっきり。共通の知り合いやお相手の友人・知人に話を聞かないかぎり、近況を知るすべはありませんでした。
けれどSNSが普及した現代においては、ネット検索したら一発で出てきちゃうこともしばしば。ところで皆さんは、元恋人の名前を検索したことがありますか……?
【別れた恋人の名前、検索したことありますか?】
SEO情報のまとめサイト「SEOの知恵袋」が全国の男女600名を対象におこなった調査によると、「元恋人の名前をネットで検索したことがある」と回答した人は男女ともに約3割。女性は28.3%、男性の29.3%にのぼりました。
検索したツールは「web検索」(64.7%)が最多となり、実名登録が大半を占める「Facebook」(32.4%)や、ユーザー数の多い「Instagram」(20.2%)や「Twitter(現X)」(13.3%)を挙げた人も多かったようです。
【男女別「検索した理由」が興味深い】
注目したいのは「元恋人の名前をネットで検索しようと思った理由」です。男女別で見てみると……?
■女性の意見
「近況が気になったから。何か検索に引っかかったら面白いなぁと思ったから」(20代)
「少しだけ未練があったので、今何しているのか気になったからです」(20代)
「どんな生活をしているのか知りたくなったから」(30代)
「元気に生きているか気になったため」(30代)
「彼氏に元彼のことを聞かれて」(30代)
「ふと思い出して、今、何をしてるかなと思って」(40代)
■男性の意見
「別れて数年経った今どんな変化をしてるのかふと気になったから」(20代)
「何をしているか興味があったから」(30代)
「新しい恋人が出来たりしたか気になるから」(30代)
「最初は全く別の理由で検索していましたが、脳内にフッと湧き出るように名前が浮かんだのでついでに検索しました」(30代)
「未練があって」(40代)
「仕事で成功しているかを知るため」(40代)
ご覧のとおり、女性は「ふと思い出した」「元気にしてるかな」というふわっとした意見が多かったのに対し、男性は「今どんな変化をしてるのか」「恋人ができたか」「仕事で成功しているか」といった具合にかなり具体的~!
恋愛においては「女性は上書き保存、男性はフォルダ保存」といわれることがあるけれど、このことが少なからず関係していたりするのでしょうか。
【見つかってどう思った?】
ちなみに、今回の調査では約4割の人が「検索した結果、元恋人が見つかった」と回答していたようです。
元恋人が見つかってどう思ったのか尋ねてみると、
「別れたくて別れただけに、見ていて吐き気を催した」(10代・男性)
「元気そうでよかったと思った」(20代・女性)
「当時やりたかった夢をかなえていたようなので、うれしいと尊敬する気持ちになった」(40代・女性)
といった具合に “悲喜こもごも” という感じ。また、見つけられなかった人からは「知らない方がいいよねと思った」「それで良かったと思う」といった声が寄せられていました。
さて、あなたはこの結果をどう思うでしょうか。
参照元:SEOの知恵袋、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
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