
民間伝承や伝説、土着信仰などを題材にしたホラーを “フォークホラー” と呼びます。
もうちょいわかりやすく言うと、田舎の風景だとか儀式だとかが出てきて、主人公に恐怖を与えるようなお話。たとえばアリ・アスター監督の『ミッドサマー』とか、ね。
来年2026年にはアイルランド発フォークホラー映画『FRÉWAKA/フレワカ』が公開されるといいます。どこか神秘的なタイトルといい、血の涙を流す女性のポスターといい、なにもかもが不穏なんですけども……。
【どんなお話?】
『ミッドサマー』に続く救いなきフォークホラーの注目作として公開される『FRÉWAKA/フレワカ』。まずは、どんなお話なのか「あらすじ」をチェックしてみましょうか。
<あらすじ>
半世紀前、婚礼の夜に花嫁が忽然と姿を消した───。
それから現在、看護師のシューは、とある老婆の介護のために “閉ざされた村” を訪れます。そしていつしか、村のあちこちから “なにか” の気配を感じ始めるのです。
「ヤツらに気をつけなさい」と怯える老婆、どこからともなく聞こえてくる歌声、蹄鉄に囲まれた赤い扉と謎の祝祭、掘り起こされていくこの地に伝わる古い記憶。果たしてシューが感じた “なにか” の正体とは。
しゅ、祝祭がはじまっちゃうの!? それって、おそらくだけども、文字どおりの “おめでたい祭り” ではなさそうだよネ……(涙)。
【予告も不穏すぎる】
映画公開に先がけてYouTubeでは予告映像を解禁。これがもうね、出だしからいきなり「不穏」なのよ。
不気味な民族音楽が流れるなか、奇妙な仮面をつけた少年と藁の仮面をかぶった男たちが、太鼓を鳴らしながら近づいてくる。意味深に画面に映り込むヤギ、顔がつぶされた花嫁らしき写真など、ゾクゾクしちゃう要素が盛りだくさんです。しかも最後には「おぞましい “狂夢” 」といったテロップまで現れたぞ。
予告と同時に解禁されたポスターもなかなか不穏です。予告に登場している「藁の仮面をかぶった男たち」や「ヤギ」も描かれており、もしやこれらが作品のカギを握っていたりするのでしょうか。
【いつ公開するの?】
本作を手がけたのは、アイルランドの新進気鋭女性監督アシュリン・クラークさん。アイルランド語を使用した初のホラー作品であり、印象的なタイトルは現地の言葉である「fréamhacha(フレーヴァハ=根)」からつけられているといいます。
民間伝承やケルト神話に宿る “土着の祈り” と “呪い” を 現代的解釈で甦らせた本作は、アメリカの映画批評サイト「Rotten Tomatoes(ロッテントマト)」で批評家スコア96%(2025年12月1日時点)の高評価を獲得しているほか、世界各国の映画祭でも上映されているそう。日本での公開は2026年2月6日。私たちはいったい何を目撃するのでしょうか……!
■作品情報
FRÉWAKA/フレワカ
2026年2月6日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
配給:ショウゲート
参照元:公式サイト、YouTube、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:© Fréwaka Films & Screen Market Research T/A Wildcard 2024. All rights reserved.