
ミステリーの女王と称される推理作家のアガサ・クリスティ。これまで発表された作品の多くはベストセラーとなり「聖書とシェイクスピアの次に読者が多い」ともいわれています。
そんなアガサ作品をNetflixが初めて映像化しました。7つの時計に隠された殺人事件の真相とは……?
毎週金曜は各配信サイトで観られるオススメ作品を紹介する日。
今週もよく頑張った……週末はおうちでゴロゴロしながら、Netflixドラマ『アガサ・クリスティのセブンダイヤルズ』を観て、カウチポテトになっちゃお〜!
【あらすじ】
物語の舞台は1925年。イギリス郊外にあるケイタラム邸では華やかなパーティーが開かれていました。
屋敷の主人であるケイタラム夫人の娘・バンドルは外務省の職員ジェリーと “いい感じ” の仲。パーティーでも親密に過ごしていましたが……なんと翌朝、ジェリーがベッドで息絶えていたのです。
実は前日、外務省の仲間たちが、寝起きの悪いジェリーにいたずらするため、部屋のあちこちに8つの時計を隠していました。しかし発見された時計は「7つ」のみ。
もうひとつの時計はどこへ消えたのか。そしてジェリーの死の真相とは───。
謎を解くために動き出したバンドルでしたが、ほどなくして第2の殺人が起きてしまいます。
【ココが見どころ!】
<その1:アガサ・クリスティの小説『七つの時計』をNetflixが映像化>
本作の原作となるのは、アガサ・クリスティが1929年に発表した長編小説『七つの時計』です。アガサ作品において有名なポワロやミス・マーブルは出てきませんが、そのかわりに(?)ロンドン警視庁のバトル警視が登場します。
ストーリーの大筋こそ原作どおりですが、内容や結末は異なるので、小説をご存じの方も楽しめるはず。ここでしか鑑賞できないNetflix版のストーリーを堪能しましょう。
<その2:気軽にサクッと鑑賞できるミステリー>
1話あたり52~56分×全3話で構成された本作。映画とちがって1話ずつ楽しめるし、ドラマとしてはかなりタイトなのでとっても鑑賞しやすいの。
全3話のわりには登場人物が多く、しかも全員が怪しく見えるため、犯人捜しに没頭しているうちに全話完走していることでしょう。勘のいい方であれば「この人が犯人なのでは」とピンときちゃうかもしれません。
でもねぇ、本作はその勘すらも裏切ってくるんですよ。2転3転するストーリー、驚きの結末から目が離せなくなるはず。
<その3:イギリスを代表する豪華俳優陣が集結>
イギリスを代表する作家であるアガサ・クリスティ原作、というだけあって、本作にはイギリスの俳優たちが総出演しております。
本作の主役であり探偵役でもあるバンドルを演じるのは、カンヌ国際映画祭で話題になった『HOW TO HAVE SEX』で主演を務めたミア・マッケンナ=ブルースさん。そしてバンドルの母は『ハリー・ポッター』シリーズのヘレナ・ボナム=カーターさん、バトル警視は『SHERLOCK/シャーロック』のマーティン・フリーマンさんが演じているの~!
ヘレナ・ボナム=カーターとマーティン・フリーマンが共演しているミステリー、ってだけで大興奮しちゃう人もいるのではないでしょうか。このふたりの名演にもぜひご注目を。
【続編にも期待しちゃう!なぜなら…】
本作は全3話で完結しますが、ドラマの結末を観たあとだと「お話の続き」を期待せずにはいられません。それにね、本作の原作である『七つの時計』には関連作品があるんです。
その作品とは、『七つの時計』の4年前に出版された長編小説『チムニーズ館の秘密』。こちらにも、本作の主要キャラクターであるバンドルとバトル警視が出てくるので、ひょっとしたらそう遠くない未来に “前日譚” が制作されちゃったりして!?
■今回ご紹介した作品
『アガサ・クリスティのセブンダイヤルズ』(原題:Agatha Christie’s Seven Dials)
2026年1月15日からNetflixで独占配信中
※カウチポテトとは:ソファや寝椅子でくつろいでポテトチップをかじりながらテレビやビデオを見て過ごすようなライフスタイルのこと。
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:Simon Ridgway © 2024 Netflix, Inc.