
皆さんの自宅やオフィスに使わずに眠っているハガキや切手。一見、使い道がなさそうに見えるこれらが、実は途上国の子どもたちを感染症から守るワクチン支援につながることをご存じでしょうか?
2026年も継続しておこなわれている、ハガキ・切手回収キャンペーンについて詳しくご紹介します!
【ワクチンにつながる流れ】
「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会」(JCV)がおこなっているのが、書き損じハガキや未使用ハガキ、切手などを回収するというキャンペーン。
JCVに届いたハガキは、まず郵便局や指定の買取業者で切手シートに交換されます。たとえば、85円のハガキであれば、交換手数料を除いた約60円が寄付となり、10枚あれば約30人の子どもたちにポリオワクチンを贈ることができるといいます。
また、使用済み切手も1kg約1500円でコレクターに買い取られ、その売却益が子どもたちのワクチン支援につながるのだとか……!
昨年はポリオワクチン約38万3689人分の支援が集まったそう。2026年も1月の1カ月で、すでに1390人以上の人からハガキや切手が届いているそうですよ!
【対象となるハガキや切手は?】
キャンペーンの対象となるのは、郵便ハガキや年賀状などの官製ハガキ。書き損じや額面が古いハガキ、変色してしまったハガキ、往復ハガキなどもすべて回収対象です。ただし、一度投函されたハガキ、私製ハガキは対象となりませんのでご注意ください。
切手については日本切手、外国切手ともにOK。未使用と使用済みは分け、使用済み切手は消印を含むように周りをざっくりと切って送るのがよいそう。
このほか、図書券、商品券などの金券、収入印紙、外国紙幣、未使用・使用済みテレホンカード、未使用・使用済みプリペイドカードも回収対象となっています。
ハガキや切手は封筒や段ボールなどに入れ、JCVまでご送付ください。送り先についてはJCVのサイトに住所が記載されていますよ!
【ワクチンで救える命は1日4000人】
日本では生後2か月からの定期接種が推奨され、ほとんどの子どもが接種しているポリオワクチン。ワクチンを打てば防げるはずの病気ですが、途上国では1日4000人の子どもがポリオやはしか、結核などの感染症で小さな命を落としているそうです。
不要になったハガキや切手を送るだけで支援できる「ハガキ・切手回収キャンペーン」。そういえば家や職場にあるかも、と思い出したアナタ!ぜひ参照元から詳しくチェックしてみて。
参照元:認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会、プレスリリース
執筆:鷺ノ宮やよい
Photo:ぱくたそ