梅雨の晴れ間ごとに、夏が近づいていますね〜。薄着もレジャーもめいっぱい楽しみた〜いっ! ですがこれからの季節、浮かれ気分を台無しにするアイツの存在が非常に厄介――そう、憎っくき「蚊」です。
早くも記者は、指の関節やら眉間やら耳たぶやら「なんでわざわざそこを選ぶかな?!」と言いたくなるような微妙な場所を刺されまくっております。いよいよ夏本番がやってくるというのに、虫さされに煩わされるなんて悔しすぎる……。
というわけで先日、「アロマ蚊取り線香」なるものを試してみました! 蚊取り線香の匂いって、ちょっと独特で、部屋で焚くには抵抗ないですか? でもこの「アロマ蚊取り線香」には、「ローズ」「グレープフルーツ」など、従来の蚊取り線香のイメージを覆す12種類もの香りが用意されているんです。お香感覚で使える優れものなのですよ〜っ!
紀陽除虫菊株式会社より発売されている「アロマ蚊取り線香」。実は発売から12年目という、ロングラン商品です。定番の蚊取り線香に香りをつけたものなのですが、この香りのラインナップがとってもユニーク。
一番人気の「ローズ」や「ラベンダー」といったオーソドックスな香りにはじまり、「紫陽花(あじさい)」「竜胆(りんどう)」などの和の花をイメージしたものから、「西瓜」「氷いちご」といった個性的なものまで、ズラリ12種類。むむむむ、どの香りも気になります。が、今回は「ローズ」「ラベンダー」「柚子」「西瓜」「氷いちご」の5種類をチョイス、実際に使ってみました!
サイズは、普通の蚊取り線香に比べてかなり小ぶりで、手のひらに収まるサイズ。一巻の燃焼時間は2時間と、気軽に使えるのがポイントです。ちゃんと線香立てが同封されていて、受け皿さえ用意すればさっと使えるのがありがたいですね。
さてさて、気になる香りのほうですが……。
【ローズ】
ほんのりと漂うバラの香りは優しく、とても使いやすそう! 少し青めの上品な香りで、甘すぎないのがいいですね。一番人気というのもうなずけます。
【ラベンダー】
ラベンダーの香りを知っている人には違和感なく受け入れられると思います。爽やかでスッキリした香り。湿度の高い日などに使うとリフレッシュできそう。
【柚子】
個人的お気に入りです! 入浴剤を思わせるようなアクアノートで、甘さと爽やかさのバランスが良いです。どんな場面で使っても嫌みのない、好ましい香り。
【西瓜】
ちょっぴり甘めの、みずみずしい香り。柚子とも少し似ています。不思議な懐かしさを感じる、夏らしい香りという気がしました。男性や子供も好きそう。
【氷いちご】
興味津々で使ってみた氷いちごは、本当に甘くて可愛らしい香り! 火を使って焚いていることもあり、どことなく温かみがあります。「綿菓子」にも似てるかも。
以上、5種類でした。
今回試したすべての香りに共通しているのは、あくまでも「ほんのり香る」という点。エアフレッシュナーなどのはっきりとした香り方ではなく、ふわりと部屋の中に漂う感じです。燃焼後もしばらく香りが室内に残っていて、まさにお香のようでした。
線香そのもののサイズが小さいため、過剰に煙が出ることがないのも個人的には好印象です。煙の香りは意外と布製品に残るので気になっていたのですが、それほど心配する必要はなさそう。
また2時間という燃焼時間は、かなり使い勝手が良いと感じました。屋外のレジャーや就寝前などに取り入れやすく、長時間使う際にも様々な香りを気軽に取り替えられるのがいい! 肝心の蚊取り効果についてははっきりとした効果を実感することは難しいですが、少なくとも燃焼中に蚊に刺されるということはなかったです。
販売価格は、単品では4巻入り160円(税別)、3つの香りセットは12巻入り600円(税別)。「蚊取り線香を使っている」というだけでなんとなく風情があって、「日本の夏だな〜」と感じるこの効果はプライスレス。今年の夏は「アロマ蚊取り線香」を使って、優雅に虫とのバトルを避けていきたいと思います!
参照元:紀陽除虫菊株式会社
執筆=森本マリ (c)Pouch
▼氷いちごの単品パッケージ
▼こちらは3種類パックのバリエーション
▼香りのラインナップ、ズラリ12種類!
▼昔ながらの製法で丁寧に作られています