今年もまたまたやってきました、日本の夏、フジロックの夏! ほぼ毎年同フェスに参戦している記者は、もちろん7月24日(木)の前夜祭から27日(日)の最終日まで滞在、たーっぷり4日間楽しんでまいりましたよぉ~。
ってなわけで、毎年恒例フジロックレポを今年もシリーズでお届け。第1回目は、相変わらずのメニューの充実ぶりに感心のため息がとまらない、「記者的フェスご飯ベスト5」です。
フジロックはね、とにかくご飯が美味しいんです! 酒代抜き、ご飯代だけで3日間、2万円使い果たした友人を私は知っています。1食がだいたい600円から1000円ほどですので、この金額がいかに多いか察していただけるかと。
今回ランキングに入っているお店は、ほとんどが毎年出店しているようです。なので、来年フジロックを予定されている方はぜひ参考にしてみてね!
(※ なお、ランキングは記者の個人的見解です。また、会場内すべてのメニューを食べ尽くしたわけではないので、その点はご了承くださいね)
【第5位 冷やしにしん蕎麦】
それでは早速、第5位からご紹介。フジロックご飯におけるメインステージ・オアシスエリア内に出店していた、「妻有(つまり)そば」など新潟の郷土料理を扱うお店「manma and cafe ユキマツリ」の、冷やしにしん蕎麦です。
ガッツリ系メニューが多めなフジにおいて、こういったあっさりメニューは女子的に嬉しいところ。また今年は1日目2日目とカンカン照りの暑さだったので、冷たいおそばが喉ごしバッチリ、そりゃあもう美味しくって!
ちなみに記者は同メニューを1日目の朝食としていただいたのですが、前日の前夜祭で飲み過ぎてしまった体に(前夜祭に1番飲んじゃうというのが毎年定番のパターンです)、痛く染み込みました……。体に優しい蕎麦と、濃い目に味付けしたにしん、日本酒にも抜群に合うであろうおススメの逸品です。
【第4位 バターチキンカレー(ナン付き)】
第4位は、またもやオアシスエリア、インド料理「ムンバイ」のバターチキンカレー(ナン付き)!
ここのスゴイところは、ナンをちゃ~んと専用の窯で焼いているところ。お皿からはみ出した大きめナンは、それだけ購入して食べたいくらい美味。もちろんバターチキンカレー自体も、スパイスがしっかり効いている上に濃厚、お皿が完全に綺麗になるまで食べ尽くしてしまったことは、言うまでもありません。
【第3位 ジンギスカン丼】
続いて第3位は、こちらもオアシスエリア、北海道のオールナイトフェス「RISING SUN(ライジングサン)」が展開する「日の出食堂」のジンギスカン丼。
私ね、お肉の中で1番好きなのがラム、羊のお肉なのですよ。フジロックのご飯屋さんにはラムチョップを扱う店など、羊肉がわりと充実しているのですが、同店のジンギスカン丼は本場なだけあって本当に絶品。ちなみに写真がお肉少なめなのは、撮影前、我慢しきれずちょびっと食べてしまったからです。実際はもっと多いのよ~。
シャキシャキもやしと柔らかお肉のハーモニー、コレとビールがまたよく合うんだわ! お腹に余裕があればおかわりしたい、それくらい美味しいので、来年行かれる方はぜひご賞味あれ。また同店は暑い日にぴったり、毎年長蛇の列を成す、凍らせたいちごを削った上にふわふわの練乳と牛乳のホイップが乗ったいちごけずりも非常に有名です。
【第2位 鶏とジャガイモのオレンジカレー】
さてさて、お次は第2位。フジロック会場内最も奥に位置する大規模ステージ、オレンジコート内にあるタイ料理の名店「アムリタ食堂」の、鶏とジャガイモのオレンジカレー。
タイ料理好きならおそらく知っているであろう東京・吉祥寺の名物タイ料理店、こちらのカレー、要はマサマンカレーなのですが、以前から美味しい美味しいと噂を聞いていたのもあって1度食べてみたかったのですよ!
ひとくち食べるとスパイスの香りがふわり、濃厚ルーがとろ~り、それなのに後味はあっさり。炒ったピーナッツの食感も楽しく、またご飯がきちんとタイ米なのも嬉しいッ。パクチー好きの記者は100円増しでパクチーもトッピングしてみたのですが、絶対にこのほうが美味しい(と思う)ので、お好きな方はぜひ試してみて。
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【1位の前に…番外編!】】
さあ、いよいよ第1位の発表……と、その前に。ランク外ではあったものの、やっぱり美味しかったことには変わりない、垂涎メニューをいくつかご紹介しておきますね。
・パエリアとサングリアのセット
まずはオアシスエリア横、世界各国の料理が並ぶワールドレストランエリア内、スペイン料理「エル・ゴブリン」のパエリア。サングリアとのセット、あるいは大きめチョリソーのセットでいただくのがおススメ、なおかつ店員さんもユニークなので、そういった意味でも足を運んでみるとイイと思います。
・ローストチキン
加えて同エリア内にあるローストチキン専門店「チキンマンブラジリアン」の、ジューシーなローストチキン。
・フィッシュ&チップス
さらには英国料理店「1066」のフィッシュ&チップスも、期間中1度は食べてほしいメニュー。どちらもビールによく合いますよぉ!
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【第1位 フォアグラ丼、牛肉ステーキ丼】
それではお待たせしました、第1位は同率で2店舗、オアシスエリア内「プリンスホテル」のフォアグラ丼と、「湯沢東映ホテルの鉄板焼きステーキハウス」の牛肉ステーキ丼!
最終日深夜、友人らと共に各店メニュー食べ比べ選手権を行った際、トップで票を集めた2品がこちら。目の前の鉄板で絶妙な焼き加減に焼かれたフォアグラは、口に入れた瞬間、舌の上でトロットロにとろけます。フォアグラ好きならぜひ食べて!
また「お肉が美味しい」と絶賛の嵐だったのが、牛肉ステーキ丼。やわらかいのにほどよい噛みごたえ、コレが「肉を食べたい欲」をとことん満たしてくれるんですよねぇ。味付けもご飯によく合う1品、肉好きは見逃したら損ですわよ~。
いかがでしたか? 来年、食べに行きたくなったでしょ?
ちなみにご覧いただいてお分かりかとは思いますが、フェス飯は基本、お野菜が不足しがちになります。記者は濃厚野菜ジュースとサプリメントを毎年持参、宿で摂取しているので、こちらもぜひ参考にしていただければと。このほかにもまだまだ美味しいごはんが会場内にはわんさか、あ~、今から来年のフジごはんが楽しみだわ~!!
撮影・執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼まだまだあるでえ、絶品フジごはん!/こちらは5位「manma and cafe ユキマツリ」のとろろ蕎麦
▼1位「プリンスホテル」のステーキプレート
▼会場内最も奥に位置する遊び場ストーンドサークル内、アイスクリーム店「ベン&ジェリーズ」のアイス
▼オアシス内ピッツァの名店「ピッツェリア・ラ・ロカンダ・デル・ピットーレ」のフジロックスペシャルハーフ