Pouch[ポーチ]

【ゾンビになってみた】ハロウィンに向けて「ゾンビメイク」講座を体験! そのまま原宿を練り歩いてみたら……

2014年8月25日

Fotor082422653k

ハロウィンまでおよそ2ヶ月。今からソワソワしている方もいるのでは。

気合を入れて着たハチの衣装を、とある殿方に「それ、ハエ?」と言われ、すすり泣いて帰宅したのは何年前のことだったか。……と、ハロウィンにはちょっと苦い思い出を持つ筆者ですが、先日参加してきたのは、ハロウィンに向けての簡単ゾンビメイク講座「今年はゾンビに挑戦したい!」「自己流だとゾンビらしさが出ない!」という方に役立つコツをたくさん教えてもらいました。

メイクを教えてくれたのは、ゾンビをこよなく愛するゾンビ集団「ZOMBIENA(ゾンビーナ)」を主宰するメイミーさん。「ゾンビバー」や「ゾンビウォーク」など数々のゾンビイベントを開催する真性ゾンビラバーのメイミーさんに、ゾンビメイクや歩き方のコツなどを指導してもらったのち、解散。……とはならず、なぜだかゾンビメイクのまま東京・原宿を練り歩くことに! まさか、外国人観光客も大勢いる大都市でゾンビメイクを晒すことになるとは……。

まず、ゾンビメイクに必要なアイテムは、「カラーペインティング黒&白(各800円前後)」、「血糊(1000円前後)」、そして「化粧用スポンジ」……たったこれだけ。また、非常にシンプルな工程なので、不器用な方も化粧経験のない男性もご安心あれ。

■簡単ゾンビメイク3ステップ■

【1】おでこ・こめかみ・頬など骨のくぼみに黒色カラーペインティングをのせる
【2】それ以外のところに白色カラーペインティングをのせ、黒色との境目をぼかす
【3】スポンジに血糊を吸わせ、好きなところにポンポンとのせる

以上!!! あっという間に、皮膚腐りまくりだわ血しぶき浴びまくりだわな女ゾンビに変身できました!!!

それぞれの色をつけたスポンジは、ベタ塗りではなくポンポンたたきながらなじませていくのがコツ。また、血糊をのせるためのスポンジは、意外にも化粧用よりも排水溝にはめるタイプの方が、絶妙な粗さでよいのだそう。


メイミーさん曰く「同じ初心者でも、女性の方が普段から化粧に慣れているから上手ですねぇ~」だそう。筆者もお褒めいただきましたが、実はうすうす気付いてたんです。私、「ゾンビ」より「お岩さん」寄りですよね。なに、この恨めしい感じ。今にも「伊右衛門さまぁぁぁぁ!!!」と襲ってきそうな形相……別の意味でこわいです。

一方、ほかの参加者はみな1度はゾンビメイクをしたことがあるという経験者ばかり。なかには、ゾンビらしさに磨きがかかる白色コンタクトや血糊のついた自作のシャツを持参してきた方も。飽くなきゾンビへの変身願望、頭が下がります!!

さて、ゾンビメイクの工程時間は、実は驚くほど短く10分以内で完成しました。もちろん、時間をかければかけるほどクオリティが高くなるのは間違いありませんが、今回はお手軽なゾンビメイクがテーマ。安く・簡単に仕上げるのであれば、上記の3ステップで十分です。

そして、今年ゾンビメイクデビューをもくろむ方に朗報。この度、「ZOMBIENA」が東急ハンズと舞台コスメメーカーの三善とコラボした「ゾンビメイクキット(価格未定)」が、2014年秋より全国の東急ハンズ発売されるそう。ミニサイズなので「今年のハロウィンだけゾンビメイクに挑戦したい」という方にぴったり! 詳細は「ZOMBIENA」公式サイトでチェックをば。

【ゾンビが行く! 原宿珍道中】

メイクが完成したあとは、そのまま原宿の街を練り歩くことに。普段は目立つことが大嫌いな筆者ですが、不思議なことに、ゾンビメイクのおかげでお面を被っているような安心感に包まれ、胸を張って“ゾンビ歩き”しちゃいました。一種のゾンビ・ハイとでも言いましょうか。道すがら頼まれる記念撮影では、体が勝手にゾンビポーズをとってしまう始末。どこへ行った、羞恥心のやつ。


原宿のシンボル・ラフォーレ原宿の周辺を、大名行列ならぬ“ゾンビ行列”で練り歩く珍体験もできたメイミーさんのゾンビメイク講座。今後も不定期で開催されるそうです。「興味はあるけどいきなりゾンビメイクはちょっと……」という方は、まずは月に1度開催される「ゾンビバー」に行くのもおすすめ。ちなみに今月は8月31日に六本木で開催されるとのこと。詳細は公式サイト「ZOMBIENA」をチェックしてみてください。

また、10月24日(金)には、東急ハンズ渋谷店7階で「ZOMBIENA」と東急ハンズのコラボカフェ「ゾンビカフェ」が、1日限定でオープンするとのこと。店員さんのゾンビメイクなど参考になること間違いなし! みなさんも、ゾンビ体験を通して秘めたるゾンビ性を発揮してみてはいかがでしょうか。ストレス発散に最適ですよ。

※SNSなどに「やばい、原宿に変な奴いたw」といった投稿があれば、それは筆者たちかもしれません。

取材協力:ZOMBIENA
取材・撮影・執筆=井上こん(c)Pouch

▼メイミーさんの分かりやすい説明を聞き

▼参加者たちは塗り塗り……

▼塗るうちに個性が表れてくる

▼途中、犬神家のスケキヨさんにもなれるぞ!! 一石二鳥!!

▼ビフォーアフターの流れ

▼自身もゾンビに扮したメイミーさんに歩き方を指導され

▼いざ原宿の街へ繰り出したのであった!

▼内弁慶な筆者もこのはしゃぎっぷり

▼この方は演技も本格的である

▼「君ら、Facebookに載せていい!?」と通りすがりの男性と

▼そして筆者渾身の演技がこれである。こわい?

▼彼氏のゾビ男くんの遅刻に怒るゾビ子ちゃん

▼東京見物に来ていた大阪娘をガブリ

▼道案内もするゾンビ。シュールである

▼楽しすぎてメイクを落としたくない!

▼3000円以下&10分以内でできるゾンビメイク、あなたもいかが☆

モバイルバージョンを終了