朝の爽快な目覚めに、はたまた仕事中の息抜きに欠かせないコーヒー。「スタバやコンビニの淹れたてコーヒーもたまに飲むけれど、自宅や会社ではもっぱらインスタントコーヒー」という方も多いかもしれませんね。
このインスタントコーヒー、誰が淹れても、どうやって淹れても、同じ味だと思っていませんか? 記者(私)も同じだと思っていました。インスタントコーヒーが10倍美味しくなる淹れ方を知る前までは!
先日、コーヒー通の父親と話していたときのことです。
父「粉を水で溶いてからお湯を注ぐと、インスタントが本格コーヒーになる」
記者「うそー、信じられない」
父「騙されたと思って試してみなさい。本当に美味しくなるから」(ドヤ顔)
しぶしぶ教わった方法で淹れてみたところ、これが驚くほど美味しいのです! 香りからして違う……。でも一体どうして?
それではさっそく、淹れ方のポイントをご紹介しましょう。
●コーヒーカップ1杯分
お好みのインスタントコーヒー…ティースプーン山盛り 1杯
水…ティースプーン 1杯
熱湯…140cc
●淹れ方
コーヒーカップにインスタントコーヒーと水を入れて、ダマがなくなるまでスプーンでよく混ぜます。熱湯を注げば完成。
本当にたったこれだけで、香りも味も、いつもとは10倍ぐらい違っちゃうんだから驚きです! ポイントは熱湯ではなく「水」で溶かすこと。
それにしてもなぜ、水で溶かしてから淹れると美味しくなるのでしょう? この飲み方を紹介したNHKの番組「ためしてガッテン」によると、「コーヒーの粉にはデンプンが含まれているため、いきなり熱湯を注ぐと、粉の表面のデンプンが固まってダマとなり、粉っぽい味になる」ということです。
実際に友人にも試飲してもらったところ「水で溶いてから淹れるコーヒーの方が、熱湯をそのまま注いで作ったものよりも、香りも味もいい」と言っていました。
いつも飲んでいるインスタントコーヒーが、水一杯の手間で美味しくなるのだから、覚えておいて損はないはず! ぜひみなさんもお試しあれ。
参照元:nhk.or.jp
撮影・執筆=sweetsholic (c)Pouch
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