ピザにパスタ、目玉焼きにケーキ。アボカド、バナナ、お寿司に骨つきのお肉。
食べ物や飲み物をモチーフとし、美味しそうでユーモラスな帽子を制作し続けている男性の名は、Chili Philly(チリ・フィリー)こと、Phil Ferguson(フィル・ファーガソン)さん。
【帽子と表情のギャップがすんごい】
オーストラリア・メルボルンに住む彼が手掛けた帽子がずらりと並んだInstagaramは圧巻で、眺めているだけでも十分楽しい……ん?
でもどうしてでしょう、こんなにも陽気な帽子を被っているにもかかわらず、彼ってばどの写真でも浮かない顔……。しかしそのコントラスト、激しいギャップが、余計に見る者の興味を惹きつけていることも、また事実なのですが。
【帽子制作を始めた意外な理由とは】
動画サイトYouTubeに投稿されていたBBCによるインタビューによれば、彼がこのような帽子を作るに至ったきっかけは、ズバリ「友達が欲しかったから」。
【引っ越したばかりで友人がいなかった】
新しい町に引っ越したばかりで孤独だったという、ファーガソンさん。「友達作りのきっかけになれば」そんな発想の元思いついたのが、自身のかぎ針編みのスキルを存分に使う、というアイデアでした。
【この存在感……たしかに、気になっちゃうわ】
食べ物モチーフの見るからに面白い帽子を作ることで、彼の世界が開かれた。帽子のユニークさと暗~い表情のギャップ、これもきっと、そういった思いに裏付けされた行動なのかもしれませんね。
【世界中に友人ができた!】
今や、ファーガソンさんのInstagramのフォロワーは、6万3千人超え。オーストラリアのみならず、世界中に多くの友人ができた彼は、今日も世界にふたつとない帽子を作り続けています。
芸は身を助ける、とはまさにこのこと! ファーガソンさん、今後も素敵な新作を、楽しみに待っておりますよ~~~!
参照元:Instagram 、YouTube(BBC)
執筆=田端あんじ (c)Pouch